今日で4日間の
セッション指導が終わりました。
あの世界最高の催眠療法家、
ミルトン・エリクソンが
自分の遺産を次世代に残す仕事
を託した男。
それがジェフリー・ザイク博士。
その先生ももう75歳。
人生のほとんどを
エリクソンの研究に費やしてきた
ザイク博士が、僕たちにその叡智を
伝承する4日間でした。
本当に濃密で、
僕自身3年にわたって
ジェフ先生を日本の
オンラインクラスに招聘してきて
それでも初めて
教わることがたくさんありました。
でも、ジェフ先生からも、
「学ぶことが多いクラスだった。
素晴らしいセッションレベルを
もった参加者たちですね。
ここまで素晴らしい指導を
してこられたんですね。」
そうコメントをもらいました。
みんなすごいレベルに成長してた。
45分間のセッションを、
最後までこなし、
クライアントの心と共にいる。
ジェフ先生曰く、
支援者には2つのタイプがある、
一つはツアーガイド。
もう一つは旅の道連れ。
ツアーガイドは、
クライアントを積極的に導く。
旅の道連れは、
クライアントの心の動くままに
共に居続ける。
『寄り添う』という
支援される側という含意があるものでも、
伴走者という、
クライアントの人生に踏み込むものでもない。
クライアントがセッションという
旅をするときに、
その旅を専門家として導くのか、
道連れとして共にいるのか。
人生の伴走ではなく、
セッションに限ったガイド。
ツアーガイドも旅の道連れも、
その旅のあるエリアだけをガイドする。
この考え方が大事です。
そしてツアーガイドの代表格は、
ミルトン・エリクソン。
そして旅の道連れの代表格は、
カール・ロジャーズ。
ジェフ先生は、その両方に師事しています。
だから、どちらの役割をこなすのも
すごくうまい。
先生から、二つの役割のありようを
学ぶことができました。
あなたが誰かの支援を
価値あるものにしたいなら。
セッション力を倍増させたいなら、
エリクソンである時と、
ロジャーズである時を
明確に識別して、
意図を持ったコミュニケーションをする。
それだけです。
それができるようになれば、
あなたも最高のセッションが
できるようになるでしょう。
絶品のセッションを見せてくれる
今週末、
もう一人の先生を紹介します。
スティーブン・ギリガン。
僕のメンターです。
コーチ、セラピストになるなら、
絶対に学ぶべき先生です。
最初で最後のオンライントレーニング、
『ジェネラティブ・コーチング』
ぜひ楽しみにしててください。
追伸:
今日はスーパービジョンの最終日
簡単な打ち上げを、
銀座のてんぷら近藤へ
店主の近藤さんが、
ジェフ先生と同じ年齢。
なので、ご紹介して、
お友達になってもらいました。
ジェフ先生曰く、
この人は、てんぷら界のミルトンだ。
それだけ集中して
てんぷらを創っていました。