神崇仁 公式サイト

あなたのセッションは予測可能か?

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約4分

今日は、
『トランスコーチ』養成講座の
90分ホットシート
でした。

セッションを公開で見せる。

これって本当に重要。

参加者に受け取って欲しい
セッションのありようを

実際の
クライアントを通して
届けられるから。

もちろん、
公式のセッションと違い、
クライアントの秘密が
公然となるので、

聴き方は
通常のセッションとは異なります。

でも、ほとんどの場合
関わり方は変わらない。

なので、
学び手に自分のやり方を
口ではなく実演で
知ってもらうというのは
とても重要な機会なんです。

今日、僕にとって
素晴らしい体験がありました。

オープンセッションの
クライアントは、

バリバリの心理療法家。

そして僕とは
正反対のアプローチで
30年以上も臨床を
重ねられている人です。

セッションの内容はともかく、
終わってから、

こんなフィードバックを
いただきました。

「私は臨床家として、
 数多くの心理療法家やコーチ、
 カウンセラーとセッションを
 練習してきました。

 その誰もが、
 次の手を予測できる。
 次にどんなことをするか、
 それがわかりました。

 でも、神さんは違った。

 自分のコマにない
 予想もつかないやり方で
 私と関わってくれました。

エリクソンのやり方を
ずっと探求している僕にとって

宝物のようなフィードバックでした。

ザイク博士から学んだこと。

そして
今週末に申し込みを始める
スティーブン・ギリガンに
圧倒されたこと。

それは
クライアントの変化のために、
クライアント自身を活用する。

クライアントの
リソースに合わせる。

クライアント自身は
価値がないと
見ないことにした。

価値を毀損した。

そこに輝く可能性を見つける。

僕自身がそのやり方を
自分の体に叩きんできたのだ。

それを実感できた。

とても嬉しいことです。

スティーブ先生の
セッションを100以上見ています。

デモセッション、
スーパービジョン、

さまざまな場面でも、
スティーブは手を抜きません。

時には
デモセッションが1時間を超えて
本気のセッションになることさえ。

そのいずれのセッションも、
同じものが一つもない。

全て異なるアプローチ。

異なる関わり方なんです。

クライアントの
内側にあるものを
大切に扱い、

それを変化の源泉として
捉え直すのが基本。

だからセッションをする前に

「催眠を使おう」とか

「認知バイアスを扱おう」

とか

「エンプティチェアを使おう」

そんな発想はないわけです。

クライアントが変化するために
最も必要な形で関わる。

それを可能にするために
さまざまな技法や会話術、

質問やリフレーミング
伝え返しや、承認などの

技術を磨くのです。

全てはクライアントの
対応に合わせるために。

だから

「予測できない。」

このフィードバックは
最高なんです。

なぜなら、

クライアント自身に
合わせているから。

クライアントが自分のことを
「予測できなかった」

つまり…

クライアント自身が、
新しい変化を導いた。

その証左と言えるからです。

あなたは自分のセッションを
予測可能なものにしていますか?

あるいは、
目の前で起こることに
柔軟性を持って対応していますか?

追伸:
いよいよ今週末

スティーブン・ギリガンが
教えてくれる

まったく新しいコーチング
対人支援のやり方。

ジェネラティブ・コーチング2023

日本のオーディエンスには
オンラインとして
最初で最後のトレーニングとなります。

あなたの成長の機会を
見逃さ内容にしてください!

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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