神崇仁 公式サイト

歪んだメガネ

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約4分

いやぁ〜よかった。

一安心です。

僕のメンター、
スティーブン・ギリガン博士の
ジェネラティブ・コーチング2023。

来年の1月14日にスタートする
オンライン講座です。

ジェフ先生の来日講座や、
僕自身のプロモーションなどが
立て込んでいて、

あと二ヶ月という
結構ギリギリのタイミングでの
募集だったので、

大丈夫かな?

と心配していましたが、

ここまで無事に
120名の方の参加が決まってます。

で、昨日はそんなこんなで
心配だらけの中で
募集開始の21時を迎えたわけで…

随分と悲観的になっていました。

あれ、まだこれだけの申し込み???

普段なら、たった一人でも、

「気持ちが伝わった!
 ありがとうございます!」って

大騒ぎしているところ、

開催のタイミングが迫っている中、
僕が勝手に「厳しいかも…」という

捉え方をしたせいで、

参加してくださる方への
感謝の気持ちと、

スティーブへの期待、

僕のメッセージが伝わった喜び。

こういうものが
失われてたんですね。

申し込みの結果を知らせるメール

それは単なる情報です。

それを僕たちは「解釈」してしまう。

というより、
それを心に留めるためには

意味をつけずには留め置けないわけです。

そして意味をつける時には、
必ず僕たちの中にある

『認知のバイアス』がそれを
さまざまな方向に向けてしまうのです。

「ドラゴン桜」や「宇宙兄弟」といった
大ヒットの漫画を作り出す
ヒットメーカーとして知られる

佐渡島庸平さんは、
ご自身もとっても興味深い本を
執筆されていますが、

「観察力の鍛え方」という本の中で、

観察を歪める3つの要因として、

===========

認知バイアス

身体・感情

コンテクスト

============

があると述べています。

昨日の僕は、
開催日が迫り過ぎているから
やばいかも。

という

「日程が近いと決断に影響する」
という自分の考えを
メルマガ読者全てに適用している。

さらに、

自分自身が、
ジェフ先生の来日講座や
その他の準備で相当疲弊している中

体力的なこと、

そして先の考えに基づく心配

が物事の解釈を歪めていることに

全く気づかないでいるわけです。

さらには、

文脈(コンテクスト)

スティーブという存在を
めちゃくちゃ尊敬してて

褒められたい、
という気持ちがある。

なんだか
ビジネスの文脈を超えた
捉え方をしているだけに、

「あれ、まだこんだけ?」
みたいな受け取りかたになっていた。

手元に佐渡島さんの本があって
自分の現状がとてもよく把握できて、

なおかつ、
佐渡島さんの本の理解も進んだ。

しかも参加者の期待も
めっちゃ感じられる現状…

結果オーライなのですが、

僕たちはネガティブなことに
意識が向きすぎる。

そんなことに気付かされました。

佐渡島さんの人の本を読むと、

対人支援者が絶対に持つべき
観察力について
極めて示唆に富んだ内容が
書かれているので、

少なくとも自分の受講生には
「必読書」と言いたいし、

このメルマガを読んでくれていて
対人支援をしている方には、

是非とも一読してほしいと
思ってやみません。

もしよかったら
一度書店で手に取ってくださいね。

では

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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