今日は堀くんの
３●歳のバースデーでした。
幾つになっても、
誰かに祝われるという機会は
特別なものですね。
堀くんのバースデー会は
オフィスでこじんまりと
行いました。
昔からの仲間…
今日、集まった面々が、
全員僕と同じか、
少し上という、
堀くんとは
随分年齢が離れた仲間からのお祝い。
必然的に昭和の話題になりました。
元々は昭和の話題なんて
するつもりなかったのに
気がついたらそっちの方向に流れてた。
僕たちが堀くんの頃はねぇ～
という
年齢あるあるの会話に始まって…
今日のメニューとして出された
カボチャの煮付けの思い出…
さらには大学生の時の
趣味が今続いているか…
そして
朝まで生テレビ…
野坂昭如と大島渚のケンカ…
（これはYouTubeに残ってました）
この辺りからだんだん流れが
イロモノになっていった。
あなたも誰かと会話してて、
気がついたら、
昔話が次々出てきて
盛り上がった‥
そんな経験は
幾度もあるのではないでしょうか？
そして不思議なことに
思い出の連鎖は、
誰かが意図して話題を決めたわけではない。
誰かの話題に触発されて
新たな話題が連想される。
そういうことが起こります。
今日、
日中にSEOの専門家に
お知恵を頂戴していました。
SEOとは、サーチエンジン・
オプティマイゼーションと言って
グーグル検索、
ヤフー検索などを
お客さんが検索するときに、
どうすれば、
僕たちの商品が、
バッティングする競争相手よりも
検索されやすくなるのか
そのために、
自分のホームページなどを
最適な状態にする方法論です。
僕も素人なので、
かなり難しい会話でした。
さすが専門家です。
圧倒的な知識量と
実践量を窺わせる会話。
全くの素人の僕が
ワクワクするような話でした。
つまるところ、
Googleを検索する人が
どんな言葉であなたの商品を
検索するかを推測して、
それをホームページに取り入れる。
そんなやり方です。
彼曰く、
リサーチがほぼ全て。
そしてそのリサーチに
独自性、結果を出すユニークさがある。
そのリサーチをもとに、
僕たち提供者側が、
相手にピッタリくる
検索内容を用意する。
これが極意なんだそうです。
（僕の理解では）
これを聞いた時に、
「エリクソン催眠」だ。
僕が自分のビジネスの
中核においているのが、
催眠…
なかでも
ミルトンエリクソンが行った
特殊な催眠…
『エリクソン催眠』です。
セールスやライティングで
引用される催眠とは、
ほとんどの場合
エリクソン催眠を指します。
セラピーに関わらず、
さまざまな分野に応用して、
人に影響を与える方法とも言えます。
その極意は、
相手の心の中を読み解き、
相手にピッタリの言葉、
方向性を作っていく。
まるで
その人の体を採寸して、
生地を仕立てて提供する。
[テーラーメイドの服]。
エリクソン催眠が
普通の催眠と決定的に異なるところが、
彼の言葉とピッタリマッチ。
催眠やヒプノセラピーと
呼ばれるものは、
催眠を進めていく順序や
深めていく方法、
変化の暗示などが、
スクリプトとして用意されてます。
つまり、
誰に対しても同じフレーズが
用意されている。
まさに既製服なんです。
ちょっと意地悪な言い方をすると、
『冷凍食品』です。
だから、
催眠療法、ヒプノセラピーは、
クライアントが
暗示のかかりやすいかどうか、
これを見極めるために
クライアントを観察し、
情報を収集します。
僕たちが行っている
エリクソン催眠は、
相手の話している
どんなものでも
変化のために活用可能。
そしてクライアントに
会話の中で
『連想』を広げていく、
その連想の中すべてに
『変化の種がある』
そう考えて関わります。
人の記憶とは不思議なもので、
あることが連想されると、
『芋づる式に』連想が生まれます。
そして他者との関わりで
随分と思い出したことのない
思い出や記憶が突然閃いたりします。
エリクソン催眠は、
この連想やひらめきを
引き出すための関わりを
言葉によって行います。
連想という、人間独特の
記憶の活性の仕方が
変化を生み出す源泉なんです。
人は変化をする能力は
最初から持ち合わせています。
あとはそれを
どのように活性化するか、
それが重要です。
では！
追伸：
昭和ネタで、
『なにわのおっさんの歌』
とか
『鼻から牛乳』
とか
久々に聞いて、
バカ笑いしました。
誰でもおすすめできる
わけではありませんが、
思い出すと、
あの頃に戻れますよ。