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ユニクロかオーダーメイドか

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約6分

どこでも買える服と、
あなただけに誂えた服…

もし、どんな制約もなければ
あなたはどちらを
着たいと思いますか?

今日は先ほどまで
トランスコーチ養成講座
ホットシート。

公開セッションでした。

毎度ですが、50人近くの参加者が
オブザーブする中でのセッションは、
1on1のセッションと違う緊張感が
とても面白いです。

今回で7回目のホットシート。

毎回、何の前情報もないまま
クライアントと接して、

限られた時間の中で
変化を生み出す。

大袈裟でなく、『生きる勇気』
クライアントの中から
生まれ出るのを見るのは、

とても感動します。

経営者として
自分がした決断によって
取り返しのつかない結果を招いた。

もう全てを諦めて、
やめてしまおう。

そう思ったけど、
自分を責める気持ち、
自分を罰する気持ちを超えて進みたい。

そんなセッションでした。

あなたなら
どう関わりますか?

観察していた
ベテランの心理療法家は、
セッション後のフィードバックで

「普段クライアントの話を
 詳細に聴いてセッションをするので、
 今日は何が起きているかを
 捉えきれませんでした。」

僕は、
クライアントの身に
何が起きているのか
聞きませんでした。

公開セッションということで
クライアントが
自ら話す情報だけ、

それ以外は踏み込まずに
セッションを進めると
決めているからです。

普段
スクールカウンセラーをしている
ひとりの参加者は、

「自分は具体的なことを聞かないと
 分からないということがあったが、
 具体的な内容を聞かないままでも、
 セッションを進めることができるんだ
 という発見があった。」

と教えてくれます。

もちろん、
話の内容を聞けば
別のアプローチもできるんですが、

最低限の情報でも、
クライアントに合わせて
関わることで、

驚くような気分の変化
捉え方の変化による

前向きな活動をコミットする
30分のセッションでも
そこまで引き出すことができます。

あるカウンセラーは、

「セッションの冒頭で、
 ただ聴くのではなく、
 すでに感情が溢れそうになっている
 クライアントに対して、
 神さんが 
「あなたの話を聞いていると、
 僕自身も感情の詰まりを感じます。」
 自分の体の中で経験していることを
 さっと、とてもソフトに言えるのがすごい」

とコメントしてくれました。

なぜそうできるのか?

あなたはコーチングのやり方を
いくつ持っていますか?

ゴール設定~現状把握~
リソース~行動計画

他にはどんなやり方がありますか?

プロコーチと名乗る人たちを
たくさん見てきましたが、

正直なところ、
お世辞にもあまりセッションが
上手じゃないな、

そう思います。

あ、
これは批判ではありません。

結果が出せてない、
というのでもありません。

きちんと変化を作れているし、
満足してもらっているから、

プロとしてやれるのだし、
名前も知られているのですからね。

ただ、

『やり方がほとんど同じ』

に感じるんです。

ユニクロの服

質も良いし、
コスパもまぁまぁ良いですね。

僕はアパレルを
仕事にしていた時期がありますから

ユニクロがいかに
品質管理と、原価管理を
しっかりしてて

大量に作っても
ほとんど残らない
素晴らしい物流を
持っていることも

知っています。

素材の手配から生産管理まで
手順が完全に決まっているから

遅滞なく『大量に』
作ることができる。

悪いことではありませんが、
着る側が完全に満足できるか。

というとそうではありません。

多少のサイズのダブ付きや
寸足らずは我慢するほかありません。

他の人と服がカブるリスクも
『似ている』とか

『個性がない』
言われるかもしれませんが、

ユニクロだし
安心もできるでしょう。

僕のセッションは、

『手順がない。』

行き当たりばったり
ということではありません。

自由気ままにしているわけでもない。

ただ、コーチたちがやる、
初めに『ゴールありき』。

という考え方がないだけ。

ゴールの代わりに

初めに『クライアントありき』
なんです。

僕がしたいセッションは、
ユニクロじゃない。

だから
コーチングとか、
セラピーとか

カウンセリングなど
手法にはこだわらない。

(クライアントが望む世界に
行き着くためのサポートをする
という意味ではコーチングですが)

クライアントが今、
どんな関わりが必要なのか。

クライアントが今、
人生にどんなスタンスで
向き合っているのか。

それに合わせて
セッションを作り上げたいんです。

まさに、
クライアントごとに変わる
オーダーメイドのセッション。

トランスコーチ
それをするための
基礎的なやり方を
学んでもらってます。

もちろん
僕も独学じゃありません。

このやり方は、
心理療法家の中で初めて
ミルトン・エリクソン
使った方法です。

エリクソンの研究家は
いろいろな視点で
エリクソンの手法の特徴を
分析していますが、

全員が口を揃えていうのが
『ユーティライゼーション』

クライアントの全てを活用して
セッションを組み立てる方法です。

決まった手順はありません。

ただ、ゴールからではなく
クライアントに合わせる
ことから始める。

この一点は絶対に外せない。

あなたがコーチ、
セラピストなら

このユーティライゼーションを
手に入れると、

すんごいことが起きますよ。

クライアントの反応が
劇的に変わる。

セッションに自信が生まれます。

何が起きても
びびらなくなります。

堂々巡りもなくなります。

ユニクロとオーダーメイド

あなたならどちらを選びますか?

2月のマンスリーウェビナーは
このオーダーメイドセッション
作り方について
お話ししたいと思います。

追伸:
フォローアップサロン
200名超えました。

ありがとうございます。

フォローアップサロンの
参加条件は、

神崇仁のワンデー講座以上に
参加してくれた人です。

200名超えたので
明日で一旦締め切ろうと思います。

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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