質問：
「昨日いつ歯磨きしましたか？」
さて、あなたは時間とお金、
どちらが検索されていると思いますか？
なんか書くネタないかな～と
ネットをブラブラしてたら、
あのタメ口YouTuberのフワちゃん、
韓国ロケに3時間遅刻で大顰蹙！
というニュースを見つけました。
興味深いことに、
その遅刻を咎めるかどうか、で
ちょっとした論議になってるらしい。
「時間だけはちゃんと守れよ！」
と言った有吉。
「結果出せば問題ないでしょ。」
と言ったひろゆき。
あなたは、
どちらかといえばどちら？
僕は有吉派です。
というのも
伊勢丹に入社した時の新人研修…
いまだに覚えています。
新人研修初日、
早朝、時間ジャストに
広場に行ったら、
全員が僕を待っていた。
『伊勢丹は５分前集合』
社会人の痛烈な洗礼でした。
刷り込みです。
ひろゆきの
『結果さえ出せば良い』は、
僕はないなぁ～。
仕事の約束で、
守られるかどうかを
心配するって、
その人が結果出しても、
僕の思考が乱される。笑
今は
仕事相手を選べるので…
とはいえ、交通事情の
５～１０分くらいは良いですよ。
で、フワちゃん、
不思議なことに、
プロレスの試合出てるんですよね。
その試合には
遅刻してないみたいだし、
YouTubeも動画
いっぱい出しているし、
いやだから先延ばしする、とか
そういうことじゃなさそう
じゃぁ、どういうことか…
多分、
時間の把握の仕方が
『イベントタイム』という
捉え方だから。
イベントタイムとは、
主観的な時間の捉え方で、
ほとんどの人が持っている
時間の捉え方ですが、
そのほとんどの人は、
『クロックタイム』と言われる
時計の時間に自分の行動を
合わせているんです。
ほぼ全員、イベントタイムで
記憶を保存しています。
これが記憶と記録の違い。
「昨日歯磨きしましたか？」
そう聞かれた時、
「はい、7時２３分から
27分の間にしました。」
そんなふうに
時計の時間を区切って
話す人はほとんどいないでしょう。
でも、
「朝ごはんの後に」とか
「顔を洗ったついでに」など
何かの出来事に絡めて
話すのではありませんか。
人類が存在してこのかた、
『時計』が身近になったのは
この数百年です。
そして、
産業革命ののち、
『オートメーション』と言われる
一つの仕事を複数人で分業する
仕事が取り入れられ、
企業において組織運営が
必要になって初めて
『時計時間』が
優先されるようになりました。
イベントタイムは、
一つのイベントが終わると、
「はい！おしまい。」
と『完了状態』となって
脳内のワーキングメモリから
作業完了に必要な情報が消去されます。
フワちゃんは韓国ロケに
3時間遅れたそうです。
パスポートを忘れた。
それが理由だそうです。
パスポートを忘れたのは、
それまでの仕事あるいは生活と
ロケの仕事が別々のイベントだった。
だから、
それまでの仕事が終わった時に、
スパッと全ての情報が、
一旦脳内から削除されてしまった。
だから、当然のごとく、
パスポートの情報は、
ワーキングメモリに乗ってない、
もしくは残ってないわけです。
だからスタッフは、
やったら
次のイベントに不可欠な要素を
フワちゃんの頭に残るような
会話を作るか。
『つなぎ』です。
それに役立つのが『暗示』です。
明日は暗示についてお伝えします。
今年初めての
マンスリーウェビナーは、
2月8日20時から
上手くいくセッションの極意。
エリクソンのテーラーメイドの
セッションの作り方を学びます。
『開始2分で相手の心を開く秘訣』
です。
まもなく募集します。
対人支援をする人は必須のスキル
日程を確保しておいてくださいね。