突然ですが、お鮨好き？僕は大好き。
だからはま寿司わさび乗せのニュースに
腹立たしさを感じたりしています。
今を生きる…って
難しい時代になりました。
今を…
そしてここに生きる。
1日の間、意識がある時間は
平均で16時間くらいですか。
そのうちどれくらい、
今、ここに生きてるんでしょう。
はま寿司って最近よく聞きます。
なんでも、
バカなSNS投稿をする輩がいて、
人様の注文したお寿司のお皿に
ワサビを乗っけるという
いたずらをしたらしい。
しかも、
インスタに投稿したらしい。
興味深い神経ですよね。
当然ですが、炎上したらしい。
アカウントも削除され、
誰か特定はできなかったものの、
はま寿司側が
刑事告発するようなのです。
で、
批判は簡単。
そして呆れるのもできます。
でも実は、僕らも
その輩と同じ脳内の心理が
働いているとしたら…
食べものって、
昔から夢中になる。
無我夢中です。
ウチのラパ社員見てたらわかります。
動物は食べるのに一生懸命。
集中ですよ。
でもね、
ウチの堀くん…
美味しい鮨屋に行くと、
必ず撮るんです。
写真…
あ、もちろん店主に確認して、
おっけいもらってですけどね。
「なんで撮るの？」
僕がきくと…
「いや、辛い時に頑張れるよう
思い出すためです。」
とか言うんです。
よっぽど仕事がキツイねんなぁ…
なんて考えたりします。
多くの人が料理をFacebookや
インスタに上げますよね。
もちろん悪いことじゃない。
でも、
一品一品運ばれてくるごとに、
お寿司なら、いろいろな寿司ネタが
カウンターにおかれるたびに、
自分がアップした後のこと…
例えば「いいね」がつくとか、
「映え～～」みたいなことを
想像して意識が未来に飛ぶんです。
『今ここ』が無くなる…
そして僕たちは、
自分を今ここに取り戻すのに
かなり時間がかかる。
ちなみに集中力を取り戻すのに
20数分かかるという
心理学の調査もあるくらい。
集中は8分ほどしか持たず、
取り戻すのに20分以上かかる。
お鮨屋さんでSNSすると、
ほぼ今ここにいるのは無理。
集中が切れた上に、
食べながら、もう次に来る
ネタの構図とか考えてしまったら…
ほぼ、味覚に向く
意識はなくなります。
例のワサビ乗せ輩も、
きっとSNSでバズるっていう
結果的に見ると愚かな期待を
頭の中で妄想しまくって、
鮨屋にいた。
はま寿司でも、どこでも、
今ここにいないのなら、
何食べても一緒です。
僕は自分がスマホに
縛られているのを
めちゃくちゃ肌で感じています。
Facebookだけでなく、
ちょっと始めようと思ってる
インスタや、gmail,
チャットワークやLINE…
僕はいっつもそれが気になります。
だから、
仕事の時は携帯を遠ざけようと
頑張りますが、
まぁまぁ負けてます。
だからこそ、
自分の息抜きの時だけは、
無視するようにしています。
ご飯の写真は取らないし、
あ、そうそう、
昨年ブルーノマーズの時も、
当たり前ですが、
スマホはしまいます。
目の前のカップルが
二人して僕の目線の前で
携帯さらして撮影してるのには
がっかりですが。
ディスプレイの光量が強すぎて…
目がチカチカ…。
情報に溢れたこの時代に
今ここにいるって、
よほどのコミットが必要ですね。
僕はできるだけ、
お鮨屋さんは、
美味しいところに
行くようにしています。
というか、
東京の銀座と京都の祇園、
よくしてくれる店主のところに
通うようにしています。
もちろんしょっちゅう
行くわけじゃないですから、
どうせなまもの食べるなら、
そんな気持ちです。
そして重要なことは、
僕の好みをわかってくれてる。
お腹の具合も、
その日の体調を聞いて
シャリの量を調節してくれる。
オーダーメイドなんです。
あの戦後の日本の立役者、
白洲次郎が通った鮨屋の店主が
こういったそうです。
「昔から鮨というのは、
店の主人とお客との信頼関係で
成り立っているんです。
そこに適度な緊張感が加わって…」
まるでコーチングや心理療法の関係性のよう。
僕たちは、
ある程よい緊張感の中で
セッションをしたいのです。
そして、
クライアントの好み、
価値観に合わせた
セッションから始めたいんです。
そのやり方をザイク博士は、
『テーラリング』と呼びました。
テーラー＝あつらえ
オーダーメイドです。
セッションはオーダーメイド。
それには
テンプレートとは違う流儀が必要です。
2月8日(水)20時から
クライアントとのセッションを
あつらえる方法を
ウェビナーでお伝えします。
『開始2分で相手の心を開く方法』
本日から３日間の募集です。
ライブウェビナーのみで、
後日の配信はありません。
ぜひ、セッションの真髄を
体験しに来てください。