質問:自分はできることだけど、
他の人ができないことを見たら、
あなたはアドバイスをしますか?
「神センセ、今PSM使いましたね!」
今日のランチどき、
僕と通子くんの会話を
聞いていた堀くんが、
僕にそう問いかけました。
「え、そうだっけ?」
「使いました。
わかりましたもん。」
参加者さんが送ってくれた、
プレゼントを頬張りながら
堀くんが力説してくれました。
プレゼントとは…
こんにゃくです。
セッション道場の道場生の
下川さんの手作りこんにゃく。
僕らぽっこりお腹には、
ランチにピッタリ。
そこで、
その会話になったんです。
どんな会話だったか、
というと
僕、
「昨日も食べたけど
このこんにゃく、
めちゃ美味しいやん。」
通子
「そうでしょう!
下川さんの手作りなんですよ!」
僕
「手作り、すごいやん!
で、こんにゃくって
どうやってつくるの?」
通子
「わたし作ったことないんで…」
そこで会話が終わりました。
あ、あ、あ、あ、ありえん~~。
そう思いました。
というのも、
昨日は、通子だけが出勤だったので
通子と美味しくいただいた。
そして手作りってわかってる。
そして今日、あえて話題に出してる。
「手作りなんですよ!」って。
僕なら、
手作りって市販と
こんな違いがあるから美味しいんだ。
手作りの大変なのはこんなところ。
とか、
話題がさらに広がるように
ネタを用意するな。
そう思ったんです。
通子とは、
もう長い友人でもあるので、
はっきりと
「そういうの調べとけさ!」
「グーグル開きゃすぐわかるやん。」
そう言いたくなりました。
でも、
です。
一応僕もエリクソンの使い手、
そこはいつも訓練してるわけです。
日常が実践の最高の場ですから。
だから
余計なひと言を言う前に、
こんなふうに伝えました。
「通子さ、いつも僕みたいな
セッションしたいって
言ってたよね?」
「うん」
「クライアントが
言ってほしいこと
バシッと決めたいってね?」
「はい」
「思いつきで言うことよりも
何を言うかを決めて
その流れを考えるって
めちゃ大事やんね?」
「もちろん!」
「そして日常で
実践し続けることが
自分の糧になるって…」
「神さんいつも言ってます。」
「だからこそ、今、
リサーチじゃない?」
「思いつきで『手作り』って
言う代わりに、
こんな違いがあるんだって
伝えることを決めて、
繋げて話す絶好のチャンスを
今通子は逃したんやで…」
「あ…」
通子の顔色が変わった時、
すかさず堀くんが
「今『PSM』使いましたよね!」
そう言ったんです。
PSMモデルとは、
ミルトン・エリクソンがしていた、
超強力なメッセージの伝え方です。
これは単にメッセージを
伝えるだけではなく、
『戦略的』に順序立てて
メッセージを伝えることで
相手に『受け取り』の心構えを作る
めちゃくちゃ効果的なやり方です。
催眠を少しかじった人や
マーケティングをしている人は、
『イエスセット』と言う方法で
小さなイエスを積み重ねると
大きな提案も『イエス』と
言わせることができる。
そう信じていますが、
ほとんどのケースで
そうはならないのです。
もしそうなら、
「今日もいい天気ですね!
お昼ご飯は食べましたね!
そして今、ここで私の話を
聞いてくれていますね。
私の商品を買ってください。」
「わかりました!」
こんなふうにはならないですよね。
実はイエスセットは、
何を言ったら良いのか。
そして効果を上げるためには、
ある決まった順番で言う必要がある。
エリクソンを
50年研究してきた
ジェフリーザイク博士が、
そのやり方を僕に教えてくれました。
PSMモデル…
それが効果的な伝え方です。
明日のメルマガで
それをお伝えしますね!
では!