催眠は、今の心理療法や
コーチングよりはるか昔から
存在したって知ってた?
もう3月も終わり…
やばい…
一年の4分の1が終わる…
あっという間です。
来月19日に
マンスリーウェビナーやります。
『催眠セッションの構造解析』
~ラポールを最短で築く支援者の関わり
今回は、先日行った
セッションスーパービジョンの
一つのセッションの映像をもとに
どのようにセッションを
組み立てて行くのかを探求します。
ところで、
“ラポール”って言葉知ってますか?
フランス語で
「関係」を意味する言葉だそう。
不思議なことに
心理療法の世界では、
「信頼関係」として
捉えられることが多いんです。
そしてこのラポール。
心理療法やコーチング、
カウンセリング、
果てはビジネスの
パートナーシップまで
広くこの言葉が
使われるようになりました。
元々は、催眠の言葉…
と言いましたが、
実際は催眠が
催眠と言われる前、
催眠状態を活用して、
変化を起こしていた、
フランツ・アントン・メスメルに
そのルーツがある。
メスメルは、
『動物磁気』と呼ばれる
人間の体内に流れる
エネルギーの滞りが
症状を引き起こすと考え、
その滞りを磁石を使って治す
治療をしていました。
それを『磁化』と呼びました。
そのプロセスの中で、
術者と相手が
一つになったような反応が起きる。
それをラポールと呼びました。
僕の催眠の講座では
たまに、ですが、
メスメルのワークを
実演したりしますが、
今日では
ありえない『近さ』で、
というか
ほとんどくっついて
膝と膝をくっつけて
セッションするんですよ。
そりゃ反応おきますわな。笑
やがて動物磁気は
「怪しい」
「非科学的」
とされ、衰退していきました。
そして
そのラポールという
反応状態を、
『動物磁気』で
起こすのではなく、
『言葉』で起こす。
それが催眠と
言われるようになりました。
催眠は、
著名な生理学者である
シャルコーも、
無意識を発見し、
“トラウマ“という言葉を作ったことで
知られるピエール・ジャネ。
精神分析を開発し、
現代心理療法の父と呼ばれる
ジグムンド・フロイドも
みな、催眠を学んだ。
催眠は、
全ての心理療法の母。
ジェフリーザイク博士は
そう言います。
そしてその催眠は、
ヨーロッパから、
アメリカに渡り、
そしてあの人物に
受け継がれることになります。
それは…
ミルトン・エリクソン。
19世紀にヨーロッパで
発展した催眠とは
全く異なるアプローチを
開発しました。
エリクソン催眠とか、
現代催眠と呼ばれるもの。
僕たちはそれを今、
探求しています。
明日からは、
このエリクソン催眠について
さらにお伝えしていきます。
4月19日の
マンスリーウェビナー
来週には申し込みを始めます。
では!