Q:催眠にかかりやすいのは?
a:IQ高め, b:おバカ
4月19日(水)
マンスリーウェビナーです。
【催眠セッションの構造解析】
昨日は施術家の言語学の
修了生向けの講座…
“問診強化講座”でした。
実際は僕のパートナー講師の
木瀬くんがしてくれたのですが、
素晴らしい出来でした。
もしこれを読んでくれていて
施術の仕事をしてるなら、
ぜひ見てほしい。
そんなセミナーになりました。
さて、
昨日のメルマガを読んだ
読者の方から、
質問されました。
催眠にかかるって
だまされやすいからですか?
そんな質問を受けました。
あなたはどう思いますか?
催眠にかかりやすいのは
心が弱い人?
答えは…
「まったく違います!」
昨日のメルマガで
触れましたが、
かつて催眠は、
動物磁気と呼ばれていた。
当時、
多くの貴族が動物磁気に群がり、
学び、自分の趣味に使っていた。
趣味で使う相手は、
女性か下人(召使)。
ほとんどが学びの経験がなく、
貴族の言うがままに動いたので、
かかりやす人
そして愚か…
そんなふうに
受け取られてしまった。
実際には、
IQの高い人。
すごい結果を出すスポーツ選手
ミュージシャンや芸術家。
催眠に入れる人は、
騙されやすいというよりも、
自分の中でイメージを作れる人。
この辺りは催眠の都市伝説です。
ちなみによくある
催眠の都市伝説には、
・催眠は睡眠と同じ
→(いえいえ違います)
・弱ってる人や病気の人
→(いえいえ健康な人も!)
・催眠は女の人ほど入りやすい
→(いえいえ男も入ります!)
・望まないこともさせられる
→(そんなことはありません)
・催眠状態から抜け出せなくなる
→(いつでも戻れます)
・催眠状態では嘘をつけず
秘密が暴かれる…
→嘘です。本当なら面白いですが…
・催眠に入れる人と入れない人がいる
→いえいえ、誰でも入れます。
ミルトン・エリクソンは、
こう言ってます。
「社会性のある人なら誰でも
催眠の入ることができる。」
催眠とは、あなたと誰かの関係。
とても濃密な。
繋がった意識の状態。
それを磁気ではなく、
言葉で作る。
これが催眠誘導です。
そしてエリクソンは、
その催眠誘導において
画期的な言葉の使い方を
したことで知られます。
画期的とは何か…
それは「会話」でした。
これまでの催眠は
台本を読むかのように
暗示を相手に入れていました。
エリクソンは、
クライアントと会話をしたり、
身近な内容について
話させたり話したりするうちに
トランスに入っている。
そんな状態を作る達人でした。
ジェフ先生も、
スティーブも、
そして彼らから学び、
受けついた僕も、
会話で催眠に誘導します。
その言葉の使い方こそ、
催眠誘導の肝となるんです。
明日は催眠誘導のキモ、
言葉のついて書きますね!
では!