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人に頼めない人への処方箋 

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約4分

Q:あなたは誰かに頼めますか?

今日は、僕の昔の話を聞いてください。

「頼むの下手だった~」

伊勢丹で働いていた頃、
僕は人と関わるのが、
ほんとに下手だった。

まぁ、伊勢丹時代よりも前から
そうだったんだろうけど、

誰かに頼めない

「~してほしい」と言えない。

社会に出る前は
それほど気にならなかったけども、

社会に出ると、
仕事をするのは一人じゃない。

常に関係性の中で仕事がある。

当然誰かに依頼したり、
依頼されたりする。

社会人の若手の頃は、
依頼されるのは、
嫌いじゃなかった。

依頼されたことを、
期日よりも早くこなせば
感謝されるし、

誰かの役に立つのは
気持ちの良いものだった。

でも依頼する方は、というと。

ムリ。

当時はこう思ってた。

誰かに頼むのは、
自分の非力さや無力さが
バレてしまう。

だから頼むくらいなら、
自分でやる

仕事以外の時間を使って、

休み余暇
時には睡眠時間を削って

そしてどんどん実力がついていく。

そりゃそうです。

量稽古を毎日しているわけだから
上達して当然なわけです。

若手の間はそれでよかった。

どんどん成長するし、
知識が増え、ノウハウが増え、
自分自身の『ビジネス戦闘力』が上がる。

ところが…

人を組織して、
チームで何かをする。

そのリーダーとして
抜擢された時、

突然限界が来る。

なぜなら、

自分よりも能力の劣る、

寝る間も、休みも惜しんで
仕事をするほどの
モチベーションもない、
(当たり前なのですが)

そういう人に仕事を
任せることになる。

そしてそこには常に、

『褒める』
『頼む』
『謝る』

僕の苦手3種の神器
ついてまわるようになった。

フラストレーションでした。

強い口調
進むべき方向を
指し示すのは得意でも、

誰かをやる気にさせて、
自己重要感を満たして、
人としてのつながりを満たす


そんな
コミュニケーションは、
どこでも学んだことがなかった。

上司も、先輩も、書籍も。

僕がこの仕事をし始めてから、
昔の仲間にあったら、
笑われました。

「お前が? 人の心?
 壊すの専門やったやん。」

昔の僕を知っている人からすれば
そう思うのも無理もない。

でも…

少なくとも
仕事の場面では

できるようになった。

なぜなら、
メカニズムがわかったから。

それは『怖れ』

社会心理学の研究では、
多くの人、
しかもキャリアの高い人ほど

頼むのが苦手とされています。

これを知った時は感動しました。
「自分だけじゃなかった!」

そこにはいくつもの
要素がありますが、
中でも、この3つ

??断られる怖れ
??ステータスが脅かされる怖れ
??コントロールできないことへの恐れ


僕はそれを強く感じていた。

そして、
次のことを知ったことは、
頼み事をするハードルが
一気に下がりました。

それは…

「人は頼まれることが嫌いじゃない。」

ということ。

そしてそれは、
「伝えかたによって変わる。」

頼みを受け入れるかどうかは、
こちらの伝えかたによって
決まってくる。

それを知った時、
僕がなすべきことがわかりました。

『伝えかたを学ぶ』

しかも、

世間一般で言われる

論理的でも、

正確に、でも

端的に、でもない

聞き手が自発的に動く
無意識に届く言葉の使い方。


ミルトン・エリクソン
言葉の使い方です。

これを学んだことは、
僕の人生を大きく変えました。

5月20日
ワンデー講座を行います。

“催眠言語を日常会話に活用する”
そんなワークショップです。

頼めない、
褒められない、
謝れない、


そんな自分でも、
これを学ぶことで
人生が変わった

きっとあなたも、
これを知ることで、

効果的なコミュニケーション
できるようになります。

それはあなたの人生を、
人間関係を、
とても豊かにしますよ!

誰かに尊敬されて、
誰かを感動させられる人生。

近々募集を始めます。

楽しみにしててください。


では!

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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