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『すごいセッションの共通点…』

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約6分

昨日も棚田さんと一緒に登壇…

『題名のない』コラボセミナー
2日目でした。

昨日は棚田さんが
セッションを実演して、

僕が解説する…

そして催眠のセッションを
僕が実演する…

そんな予定でした。

どうだったかって??

そりゃもう、すごいのなんのって。

棚田さんのセッション、
凄かった

メルマガの中でその凄さを
的確に表現するのは難しいけれど、

すごいばっかり言っても、
伝わらないので、
あえての言語化をしてみますと…

・クライアントへの気配りがスゴい

・年齢退行の誘導がスゴい

・セラピストとしての
 場のホールド感がハンパない。

でした。

他にもたくさんあるけれど…
こんなところです。

スゴいなと思ったのは、
セッションの始まりにおいて
相手に何をしてもらいたいのか、

について許可を引き出した。

いくつか質問していきますが、
良いですか?

その体の感覚を手の上に
出してもらおうと思いますが、
良いですか?

実際のところクライアントは
Noという選択肢はないのだけど、
この言葉を先に出しておくことで
絶対的な安心感を場に生み出していた。

スゴいです。

そして二つ目、年齢退行の誘導

「棚田さん、これ催眠やん」

スゴい穏やかなやり方で、
あっという間に3歳の年齢まで
クライアントが退行できる
言葉がけをしていた。

僕たちが探求している、
エリクソン催眠のやり方とは異なる
ダイレクトな誘導が新鮮でした。

そして何より、退行する前の
『大人』のクライアントを
意識の中に存在させたまま、

クライアントの心を
子供時代に連れ戻す…

あ、ちょっと専門的すぎますよね?

その誘導が素晴らしかった!!

「棚田さん、うますぎる~」
と思わずのけぞってしまった。

そして何より、
セラピストのあり方として
感情が溢れる『場』を保持するあり方

クライアントが
どれほど感情的になろうが、

クライアントが経験の中で
行き詰まって、
動けなくなっていたとしても

どしっとして、
何があってもクライアントの味方

それを言葉だけでなく、態度で示す…

かっこいいの一言です。

世の中には、
こんな素晴らしいセッションを
する人がいるんだ~!

もっともっと学んでこ!

そう思える時間になりました。

そして
素晴らしいセッションをする人は
催眠誘導がうまい!

そんな共通するポイント
気づくことができました!

棚田さん、
誘ってくれてありがとう

そんな楽しい時間の後、
僕も催眠誘導を実演しました。

2人のクライアントに
同時に誘導する。

しかも
2種類の誘導を順番に。

実験的な実演でした。

伝統的な催眠と会話的な催眠。

伝統的な催眠は、
クライアントの
欲しい心の状態を聞いて、

好きな場所や
落ち着ける場所を聞いて、

それに基づいて、
催眠を誘導する。

今日は山の中にある森、
そこで見つける宝物。

そういうイメージの誘導を
二人の被験者に同時に行います。

もちろん、
同じ言葉を聞くので、
5分ほどの誘導で、

「奥深い緑の中を歩いている…」

とか、

「ジブリのトトロ」のような自然…

と二人のクライアントとも、
似たような経験をしたと
教えてくれます。

次に、会話的な催眠、

今度は、森や山などの
具体的な描写は一切使わず、

今現在の体の経験が、
『ある記憶を呼び起こす』

自分がこれまで体験した中で
今の自分の問題解決に役立つ

『価値のあるあの経験』

こういった曖昧な表現を
目の前の二人の被験者に
伝えていきました。

すると誘導を終えて、
どんな体験だったかを聞いたとき、

驚くべきことに、
先ほどとは異なり、

二人とも全く別の体験に。

一人は、

「お父さんと映画館に行った」
 スゴい嬉しい体験

「若い頃、シェアハウスに
 住んでいて、
 毎日がすごく楽しかった体験

全然別の体験を思い出しました。

不思議ですよね、
同じ催眠誘導をしても、
全く異なる体験を引き出すことができる。

まさに、
クライアントの内側から喚起する誘導。

この催眠誘導の仕方こそ、
ミルトン・エリクソンが行っていた
『会話的誘導』なんです。

僕はそれをジェフ先生の
セッションから学びました。

クライアントへの最大の配慮を、
安全な場だけでなく、
創造的好奇心に溢れる場を
言葉がけ態度で作り出し、

クライアントの中にあるもの、
発話で出てきた問題さえも、

変化のための原動力にする。

そんな自由自在なセッション…

僕はジェフ先生のセッションを
かれこれ50近く見てきていますが、

一回たりとも同じ順序、
同じスキルを使ったものはない。

全て別のものを使って
効果的に変容を起こす。

見れば見るほど、
僕自身も上手くなる。

まさに『背中で学ぶ』

そして
毎回のセッションの後には、

僕が汗をかきながら、
ジェフ先生と対談形式で、

ジェフ先生のセッションを
アドリブで解説することで、

セッションを見る人の
理解を深めていく。

そんな体験から学べる機会を
明日から募集します。

2023年の
8月12日(土)、13日(日)、
26日(土)、27日(日)の4日間

朝8時から10時まで…

誰もが参加しやすい
週末の朝を使って
セッションの実力を高める

素晴らしい見本から学ぶ。

そんな機会を用意しています。

ミルトン・エリクソン
第一の後継者、

エリクソン財団の
創設者で現理事長の
ジェフリー・ザイク博士が行う

『セッションの解剖学』

博士のセッションの流れ構造
明らかにする実践的な学習機会、

ぜひ参加してください。

参加特典として、
9月末に行われる

日本初、
ジェフリー・ザイク博士
スティーブン・ギリガン博士が登壇する

『エリクソン・カンファレンス』
特別優待が付与されます。

明日から3日間の募集です!

どうぞお見逃しなく!

追伸:
昨日ご紹介した
棚田さんの新しい試み、大評判です!
https://abizmail.biz/brd/archives/yjlhfm.html?s=178&u=467

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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