神崇仁 公式サイト

盗みたい放題のアメリカで…

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約4分

14万円までなら、盗んでも、奪ってもほぼ無罪って…

一昨日は完全にオフ
朝からチームリーダーのEvaの
ワークショップ準備を手伝ったあとは、
自分のこれからを考える時間に。

仲間がに連れて行ってくれました。

平日の昼間なのに、
めちゃくちゃ人がいました。

夏の湘南みたい…

車から降りるときに、
「タカ、貴重品は
 車に置かないようにね。」

まぁ、日本でも
当たり前っちゃ当たり前なんですが、

その後聞いた一言に
びっくり仰天しました。

「今、
 カリフォルニアって950ドル
 (日本円で14万)までなら盗んでも、
 駐車違反の切符切られる程度で
 逮捕されないから…」

「は?盗んでも
 無罪みたいなもん?」

正確には無罪ではないようですが、
刑務所が収容できないくらい
犯罪が多いカリフォルニアで
2014年に可決した法案らしい…

そんなこと
何にも知らなかった

以前トランスキャンプに来た時も
誰もそんなこと言ってなかった。

でも、それは事実のようで…

仲間に聞くと、
住んでいるサンフランシスコは、
かなりひどい…

スーパーで、ですよ、
普通に買い物かごにものを入れて
そのまま店外に出ていくのだそう。

あ、ありえない

それどころか、

おばあちゃん、
おじいちゃん

子供づれのおかぁさん

をわざわざターゲットにして
強盗、恐喝を働く輩もいるとか。

もちろん、
ある一定のエリアでのこと
らしいのです。

僕がいる
サンディエゴのエリアは
リゾートなので、
全然安全だし、

無罪ではないので、
犯罪歴がつくので
そういうことを
わざわざしたりはしない。

昨日行った、
La Jolla(ラホーヤ)も
高級リゾート地なので、

全くそんな気配はなかった。

でも、
サンフランシスコでは、
一部の超富裕層を除いて、

中産階級の人たちが
どんどんいなくなってるらしい。

何でこんなことが許されるのか
よく分からないですよね?

でも、
一方でこんな考えも。

極貧の地区で生まれた子供は、
生まれる場所を選べず、
生まれ持って困難な人生を歩む。

そんな子供が生きるために
数百ドル程度のものを盗んで、

刑務所に入って、
さらにに染まっていく。

それはあまりにも理不尽だと。

その仲間の考えでは、

生まれ持っての不平等
背負わされるのは、

同じ社会的弱者

犯罪をするのに、
高級エリアではしない。

なぜならそこには
ブラック・ライブズ・マター
(黒人にも命がある)運動以降、

劇的に削減された
サンフランシスコの
警察の予算とリソースは、

高級エリアに向けられて、
そうでないエリアは、

911(日本の110)しても、

「また後で行くから!」
終わりだそう。

社会格差が過度に広がった
アメリカで起きていること…

それは日本の10年先の未来。

そう考えた時、移民の問題や、
他国による不動産の入手など、

どうして政治家の人たちが
動かないのかなと。

どうしてメディアはそれを
伝えないのかなと。

そして、そうは言っても
異なる価値観や物事の捉え方がある。

それが
犯罪を助長することであっても、
コミュニティとしての
多様性である、との考えも

受け入れざるをえないのかな?

複雑な思いです。

さらには、
仲間の話が「ほぼ伝聞」である。

ということも含めて、

僕たちは今、
すんごい時代の転換期にいるんだ。

聞くのを忘れたのだけど、
彼らに「風の時代」になった

と伝えたら、
どんな反応をするのかな?

興味深く思います。

そんなディストピアなアイデア
美しい、大きく広がる

無意識に広がる潮騒の音

そしてくつろいでいる自分

いろんなことが
同時に自分の中で起きてるんだな。

それを実感したオフでした。

今日からWEEK2。

また怒涛のセッションが始まります。

今週はスティーブの
DTIが見れます。

しっかりと吸収しよう!

では!

追伸:
年齢的に、日焼けはお肌の大敵です!
と言われたので
毎日日焼け止め
塗ってるのですが、

どうやらこの日差しには
効き目が薄いらしく…

黒くなっていく自分がいます。

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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