心の旅に出ようよ!と言われたら…
日本は天候が悪いようだと
聞いてますが、
こちらは快晴。
僕自身も
ますます元気になってます。
さて、
トランスキャンプも2週目。
今週からヒーローズジャーニーです。
(以降長いのでHJと略しますね)
数日前に終わった第1週が
遠い昔のように…
1週目に比べると
参加人数は少し減りましたが
1週目からの継続参加の人に加えて
新たに11名、
2週目から参加する人たちが。
2週目から参加する人は、
顔馴染みばかりなので
ますます濃密なコミュニティに!
昨日、
スティーブがHJを語ったとき、
一つわかったことがあります。
それは
なぜコーチングや支援が
上手くいかないのか?
ということ。
よくよく考えてみると、
何でコーチングが必要なの?
何でカウンセリングや
対人支援が必要なのか?
素朴な疑問です。
というのも
人はどうして
なりたいものや
達成したいこと
いわゆる“ゴール“
もしくは、
自分の中の問題、
上手くいかないこと
これを自分一人だけで
解決できないのでしょうか?
その人に能力がないから?
そうじゃないです。
今回の
トランスキャンプには、
日本と違って、
コーチング文化が根付いてる
欧米の本物の
“エグゼクティブ・コーチ“たちが
参加しています。
ビジネスの一線で、
成果を出して
問題解決をしている人でさえ、
自分の問題を自分一人で
解決できないのはなぜ?
スティーブが教えてくれた、
「言葉だけに頼ろうとするからだよ。」
「??」
「人間の最大の違いは言語」
「言葉が存在する前には何も存在しない」
そう言語学の始祖とも言える
ソシュールもいうわけです。
さらに疑問が湧きます。
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言葉に頼らずに、
僕たちは何を頼りにするの?
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先日、
棚田さんとのコラボセミナーで
クライアントのビリーフについて
興味深い発言がありました。
「ビリーフは筋膜に宿る」
まぁこれは骨でも
筋肉でも良いのですが、
ビリーフは体に宿るというんです。
行動や決断のルールとなる
ビリーフは、決して頭の中だけ、
つまり、自我の中だけに
存在するのではない。
興味深い考え方ですよね。
これがすごく納得できるのは、
あなたの心の中の
ルールの大半は、
随分昔に作られています。
子供の頃に作られた、
と言っても言い過ぎではない。
人間の脳が批判的精神を
持ち合わせる前の段階で
僕たちの中に
ビリーフが刻まれる。
それは身体感覚や
感情的な経験として。
その時の経験を
体で覚えることによって
ビリーフが身につく。
では、
そもそもビリーフって
どこから来たの?
それは生育環境、
つまり親である場合が多い。
しかもそれは
言葉だけでなく、
親の行動、態度によって
自分がどう応答すると正解か
を学習するんです。
応答…
つまり行動、体です。
そして興味深いのは、
その親のビリーフは
どこから来たのか?
その親の親から…
その親の親のビリーフは…
世代間の連鎖です。
ビリーフそのものが
良い悪いではなく、
そういう継承をしてきたんですね。
もちろん、家訓や遺言状のような
言語化された形ではなく、
親の行動を学習することによって。
もちろん、親だけではなく、
環境、文化、コミュニティ、
民族、国民性や時代などからも…
そうやって知らず知らずのうちに
身につけてきたものを、
知らず知らずのうちに
次世代に継承してきた。
実際、
セミナーやセッションでも
自分でどうにかできる問題や
ゴールを持ち込む人はおらず、
自分の頭では
どうにもならないから
問題や課題として
セッションに持ち込まれるわけです。
生きづらさを解消できないのは、
その人がダメなのではなく、
頭だけで、つまり言葉だけで
何とかしようとしているから。
では、どうやったらいいのか?
そこに、『身体』を使うという
アイデアが出てくるわけです。
身体に宿る叡智
身体に宿るビリーフ
それらを活用することで、
現在の個人の問題や
達成できないと思われるゴールが
成功に導かれる。
ヒントは『身体化』です。
このテーマは、
さらに探求してから
またお伝えしますね。
では!