神崇仁 公式サイト

できる支援者が最も大事にしてること

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約5分

今日もサンディエゴ
トランスキャンプの会場から。

昨日から、
第3週が始まりました。

結構ハラハラしますよね。

何が?

実は一昨日の昼まで、
第3週に何をするのか、

誰も知らされてなかったんです。

もちろん、
Webページには
それらしいことが書かれています。

セッションがうまくいかない時、
テクニックを超えた『その先』を…

みたいな。

この2週間で相当疲れてる
ウェイカイは、

かなりイライラした感じ。

「これじゃサポートのしようがない」

と。

アシスタントチームとしては
準備のしようがないので、

出たとこ勝負みたいな感じ。

ウェイカイのイライラも
わからんでもない。

そして我関せず、
どこ吹く風のメンバーもいる。

まぁ真剣度の違い
なんでしょうけど。

この温度差は、
コミュニケーションに出ますね。

また、
スティーブの仕事の仕方も
ちょこっと共感するところがある。

僕は結構、
自分の中だけで
留めてることが多いし、

ギリギリまで考えるので
資料は当日だし、

明確な指示を出さないこともある。

なので、

「サポートする側は、
 こんな気持ちだったんだ~」

とある意味、
自分を省みる体験になってます。

僕はかなり自己主張する方…
(ですよね?)

ですが、

こっちに来ると、
結構聞き役に回ることが多い。

英語での説明を諦めてたり、

誰も自覚していないことだけど
コミュニティの中での民族性とか、
そういう微妙なものを感じると、

自分の主張を止めてしまいます。

日本人は僕と
参加者もう一人だけなので、

いわば“少数民族“ 

圧倒的に多い
中国人とドイツ人の中で

なんとなく、
疎外感を感じることもある。

でもね、
そう感じるのは民族性ではなく、
一人ひとりのかつての体験

僕たちが受け継いできた
教訓みたいなもの、

そんなものが
自分を内側に押し留めて、

オープンになることを避けている。

そんな経験を毎日しています。

というのも、
僕がまとめてるチームは、
スイス、フランス、中国、カナダ、

毎朝、
「昨日どんな体験だった」

っていう
軽い感じの“チェックイン“
をするのですが、

毎回誰かが
すんごい深いことを
語り出します。

「20年前に死別した
 夫のことがいまだに忘れられない
 今、寂しくてしょうがない。」
とか、

「自分はハズレ
 誰からも選ばれるわけがない。
 ここにいても疎外感を感じる。」

とか、

「自分の中にある
『自己否定の声』が止まらない。」

とか、

「すべてを失って
 自分を見つめるために
 トランスキャンプにやってきた。」

とか…

毎日みんな
子供のようにします。

涙するだけじゃなく、
表現しない人もいる。

笑ってても、
笑ってない。

心のどこかに
引っ掛かりがあると、

それは表情にも出ますね。

でね、
僕がここで学んでることは、
テクニックじゃない、

ありようなんだ。

ということが
よくわかるわけです。

というのも、

僕の脳内の英語辞典は、
あまりにもで、

日本語のように精緻に、
相手の心にピタッと収まる

そんな言葉なんて、
僕の辞書にはない…

だから、
不用意に言葉を使うと、
むしろ逆効果にもなる。

なので、

ただ、観察して…

身体的な表現で、

『見てるよ、聞いてるよ。』

『僕はあなたと一緒にここにいるよ』
(青山テルマみたいですよね笑)

みたいなことを
非言語で表します。

スティーブって、
そういうところが本当にすごい

セッション見てて思います。

トレーニングの最中の
言葉がけとか、

ステージから、
特定の人に向けて
メッセージを送るとか、

観察して、

何が適切かを捉えて、

それを言語、
直接的であったり、
ストーリーであったり、

自己開示であったり、

あるいは、
非言語での表現で

僕たちに伝える。

すごいなぁと。

それを学べる環境があるって
ほんとありがたいことだな。

そう思います。

言葉って大事

そして

言葉がなくても、
できることはたくさんある。

そんなことを感じる1日でした。

追伸:
昨日、スティーブに
9月30日と10月1日
開催される

日本初の
“エリクソンカンファレンス“

簡単にいうと、
エリクソンを探求してきた
ジェフ先生、スティーブ、
それと僕を含めた合計5人で

セッションを見せたり、
ストーリー
を語ったり、
解説スピーチをする。

エリクソンのことが
バッチリ掴める2日間です。

これのおすすめ動画
撮ってもらいました。

楽しみにしててくださいね!

では!

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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