コーチとは黄金の糸を作ること~~って素敵じゃない?どういうことか…
今日も
マスタークラス後のホテルから。
この後、先生をお連れして
食事にいく前の時間に
このメルマガを書いています。
マスタークラス…
日々異なる学びがあります。
ジェフがコーチ役の
参加者に対して行う
フィードバックが、
すごいんです。
そしてそれは僕にとって
絶好のパターンニングの瞬間でもあります。
どのようにジェフが
受講生に合わせて
言葉を精密に繋いでいくか?
どんな順序で話の内容が語られるか?
それをセッション直後の
場がホヤホヤの中で体験できるのは
まさに生きた学び。
僕も半年ほど
セッションのスーパービジョンを
やっていませんでしたが、
あれを見てると、
僕も次回のスーパービジョンは
この形式で行おうと思いました。
何より嬉しいのは、
僕と一緒に探究を続けている仲間が
先生に褒められていること。
そして
僕には見えていないところを
ジェフが素晴らしい視点で
参加者に
伝え返している場面を体験すると、
「自分はまだまだだな。」
と思う代わりに、
こんな視点をもらえた!
メモメモ!!と
教科書的な学びではなく、
その場で受け取る
自分ごとの学びによって
あっという間に自分の中に
それを取り込んで、
応用するシーンがイメージできます。
それだけジェフの語りが、
人の心に、当事者だけでなく、
それを聞いている人の中に
表象を作る。
しかも受け取りやすい形で
表象を次々と作っていく。
ほんと、脱帽です。
そして今日、
こんな言葉が。
「コーチングというのは、
二人の間に黄金の糸を作り出すこと」
黄金の糸とは一体なんでしょうか?
それは
クライアントの語りたいこと。
コーチがそれに対して、
戦略的に関わった先のゴール。
これを繋ぐのが黄金の糸です。
一般的にはコーチングは、
クライアントが発話したゴールを
どのように実現するのか?
リソースは?
期日は?
誰と?
そういう要素を埋めていくのが
ウェルフォームドなゴール設定だと
思われがちです。
僕たち
コーチング4.0の視点からは、
クライアントの発話そのものが
ゴールであることはない。
そう考えています。
それはゴールではなく、
スタート地点。
クライアントは本当のこと言わない。
そういう意味ではありません。
クライアントの語ったゴールは、
『扉』です。
僕たちがコーチングという
お茶室に入るための小さな扉。
それがなければ
セッションそのものは成り立たないし、
僕たちの存在も必要ない。
でも、
クライアントは
自分でも言葉にできていない
より大きな空間を持っている。
そして僕たちは、
それをクライアントの想像を超えた形で
実現するためにいる。
そのための互いの能力や
有り様を結ぶのが黄金の糸なんです。
コーチは単なるお茶飲み友達じゃない
壁打ちの相手でもない。
良き相談者でも、アドバイザーでも
気づきを与える人でもない。
セッションの場において価値ある
黄金の糸を作り出し、
そしてそれを未来の可能性を
クライアントの中に新しい形で
生み出すために活用する。
それがコーチングなんです。
それを今日、
参加者のワーク、
ジェフのセッションから学びました。
明日もまだまだ続きます!
では!
銀座の天ぷらに舌鼓を!