サンディエゴの滞在も、
あと４日です。
今週日曜日深夜の便で
日本に戻ります。
僕がいなくても、
ロバート・キーガン先生を
お迎えする準備が着々と進んでいる。
チームのメンバーのありがたさを
大きく感じています。
そしてトランスキャンプ。
スティーブの作る場は、
人の温かさに満ちています。
文化の違い、
趣味趣向の違いはあれど、
ここには国境を超えたつながりがあります。
ロシア、中国…台湾。
ここには違い知った上で
所属を超えた『存在』としての
関わりを目指そうという試みがあります。
今日も中国の人とセッションを。
敵化教育、領土問題、歴史問題…
国としての問題はあるけれど、
セッションした人には、
同じように人生の中で
受けてきた傷がある。
市井のひととして、
権力や権威から受けた
コミュニティとしての傷がある。
でも同様に、
愛する人を愛して、
そうでない人に対しても
つながりと理解を持とうとする
意志があって。
同じく未来に向けての希望がある。
違いだけにこだわること…
それは多分乗り越えられない。
趣味趣向、信念、価値観…
それは同じ民族でも
同じ国家でも、
そこに複数の人がいるなら、
必ず『違い』がある。
その違いを超えた
「つながり」を探すことこそ、
『癒し』や『前進』を産むのだと思う。
ひるがえって、
支援者という顔を持つ僕たちは
『違い』を探すことが仕事。
通常とは違う心の状態
健康とは違う症状を見て
健全さを阻害する「問題」を探す。
そしてそれらを、
自分の技術で解決しようとするのが
支援者なんです。
でも、
支援者という「顔」を超えた
良い大きな『存在』として
相手の人と繋がって初めて、
変容の場が作られる。
ロジャーズ、エリクソン…
彼らはそれをそれぞれのやり方で
実現してきたわけです。
もちろんあなたも…
そして僕も…
違いを超えた存在につながる…
とても重要なことを学んでいます。
あなたはどう思いますか？
追伸：
会場にスティーブの愛犬
“マーリー“が来ています。
愛犬を連れてこれる
セミナー会場って
日本にもあったら良いのにね。
あるいはつくっちゃうか…笑
では！
