あなたは知っていますか…あなたの放つ「たった一つの言葉」に、どれほどの意味が宿っていいるのかを。

昨日、やっと髪の毛切りました。
半年ぶりに行けた東京、
青山のちょっとお洒落なサロン。
ほんと新百合ヶ丘とは、
出来上がりが違うんです。
立体的と言うか…
前から見た時と、横から見た時の
自然なつながり方が全然違う…
プロと卓越したプロの違いなんです。
昨日、ふと目にしたニュース。
東京地裁で、
いわゆる「ちゃん」付けで呼ぶのは
セクハラにあたるという判決が出たという記事。
「ちゃん」というたった二文字の接尾辞。
親密さのラベル、
愛情のラベル、
あるいは見下しのラベル。
もちろん
「ちゃんづけ」だけが
判決の要因ではない…
でも、
この小さなラベルが、
時に人を修復不能なまでに
分断してしまう。
ふと思ったんです。
その「ラベル」が持つ真のパワーは
どのようにしたら
建設的に使うことができるだろうか?
と言うのも最近
その一つの可能性を知ったから。
先日、Daznで
サッカー日本代表の強さの秘密を
特集していた。
僕が興味を持ったキーワードは、
「Samuraiスプリントバック」。
全員が素早く戻り、守備に徹する戦術。
戦術に興味を持ったと言うより
この戦術に貼られた『ラベル』。
「Samuraiスプリントバック」
このラベルを貼った瞬間から、
選手たちの行動が変わったんです。
目的に向かって全員が動く、
まさにスローガンとして機能した。
ラベルは、行動のスイッチ。
そして
そのスイッチが入った時…
催眠が起きる…
僕が長年学び続けている、
ミルトン・エリクソン。
彼は少年時代、失読症だった。
文字が読めない。
学校では「Mr.Dictionary(辞書男)」と揶揄される。
でも、彼はそんなことを
気にしたりしない。
好奇心の塊。
辞書を少しずつイメージとして、
心の中においていく。
やがて、
それが永遠に自分ものとなる。
ある日、彼の失読症は
稲妻と共に寛解する。
だが、あの頃の読書と
「言葉への執着」こそが、
その後のエリクソンの言葉のパワーを生んだ。
彼は、言葉そのものの価値を
学び尽くしていた。
僕たちの日常。
「ちゃん」付けというラベル。
「Samuraiスプリントバック」というラベル。
どちらも『ラベル』という一点では同じ。
しかし、その接尾辞、その裏にある意図、
そしてそれがもたらす効果は、
天と地ほど違いますよね。
意図して言葉を使う必要性が、
これほど増している時代はない
そう思います。
言葉を生み出すためには、
相手の心の中で表象=「イメージ」が必要。
そしてそのイメージは、
その人の頭の中にある
無自覚な枠組みによって言葉になる。
その枠組みがラベルとなることで
良くも悪くも増幅される。
エリクソンを研究し尽くした
ジェフ先生は、
“精緻化”と言うプロセスを体系化した。
イメージを
ポジティブな枠組みで捉え
人の心を建設的な気持ちに変える。
そこには『意図』がある。
「ちゃん」付けという
ラベルに込められた、
無意識の意図。
そのラベルには、
相手への尊重という「意図」はあるのか。
それとも、無意識的に
“見下し”という意図が
入り込んでないだろうか…
サッカー日本代表の
「Samuraiスプリントバック」
新しい定義が共有を生み、
行動のスイッチを入れる。
“ラベル”が行動の方向性を作る。
言葉は、ただの記号ではない。
無意識を動かす、強力なツール。
今日あなたが発する、様々な言葉。
あなたは、その言葉に、
どんな意図を込めるのだろうか。
では。
