マーケティング業界の第一人者と
呼ばれる人のセミナーに参加しました。
その道で圧倒的な成果を
出している人が何を話すか?
もちろん、
有効なノウハウ
豊富な具体的実例、
より良くするためのコツ。
それらが満載なのですが、
誰も知らないような
秘密が話されたのか?
そんなことないです。
極端なこと言うと、
『普通のこと』
別の言い方をすると、
「あ~知ってます」
そういう内容だったりします。
でも、
学び方って大事。
よく、僕のセミナーでも、
「私のやってることは
神先生とおんなじ。
やってきたことが
間違いじゃないことが
わかりました。」
っていう人がいます。
間違いじゃないことを
確認するために学ぶ。
なんとも贅沢です。
本当に同じなのか?
私だけの違い。
神ならではの違い。
つまり取り込む対象。
類似性の中に違いを見つける。
あるいは、
違いの中に共通性を見つける。
こういったものが
学びだと思いますが、
『同じ』で片付けることがある。
すごく
もったいないなと思います。
もちろん、
人の学び方はいろいろだし。
本当のところは
わからないのだけど。
『みんな同じ』という
過度な一般化をしてしまうと、
本当のエッセンスは
消えてしまいます。
そして
不思議なことに、
同じだと捉えてしまうと、
行動が変わらない。
せっかくの学びも
行動に転換されないのです。
成果が出るかどうか、
それは行動が大前提。
ヒットを打つためには、
最高の甘いボールを
待つだけではだめ。
バットを振らないと。
その第一人者の人がすごいのが、
全員を行動するような環境に置く。
すごいと思います。
斜め目線の僕でさえ、
しっかり行動して
結果を手にしている。
同調性という影響力が
はっきりと感じる講座運営です。
教えている分野が違うとはいえ、
めちゃくちゃ刺激になる内容でした。
そして思うんです。
僕も現在56歳。
だんだんと
かつてのように無休で
バリバリやれなくなってきてる。
健康と休息に気を配らないと
1日2回のセミナーを
3日やり続けるなんて、
なかなか大変になってきました。
そして逆に
迷ってる暇なんてない。
もう人生の時間が
少なくなってきてる。
ひしひしと
そう感じています。
迷うよりやる。
かつてエリクソンが、
支援者のあるべき姿を
こう述べていました。
支援者は、
患者と一緒に陸上のトラックを
走るわけにはいかない。
そこはあくまで、
患者自身の大切なフィールド。
支援者は天気のようなもの。
あなたの天気で
患者の行動が変わる。
患者の行動が変わる天気とは何か?
そして
患者が思わず走り出す『号砲』はどんな音か?
それを考えるのが支援者なのだと。
年齢の捉え方。
僕にとって号砲です。
先日感動的なクライアントさんが
来られました。
85歳。
今は寝たきり。
車椅子で屋内を移動が精一杯。
でも、
神先生の講座を受けたい。
トランスコーチを
申し込まれました。
あとどれくらいで
命が尽きるかわからないからこそ、
思い残すことなく、
私は生きるんです。
その一つが
神先生の講座です。
そう言ってくださいました。
僕の行動への号砲。
クライアントの期待。
人に複数のトリガーが。
あなたの号砲はなんですか?
では!