今回、僕と同じ年頃の男の参加者に、
ファンですと告白されてます!
嬉しいものですね!
いよいよ本日が
ジェフ先生の
マスタークラスin台湾最終日です。
先生と似た服装だったので、
思わずパチリ!
ほんと、
無意識的なんでしょうけど、
ジェフ先生に寄せてますよね…僕。
スキルも言葉の使い方も、
寄せていきたいものです。
さて
今日は参加者同士のセッションの
クライアントでした。
王さんという
小児臨床心理家とのセッション。
「わざわざ遠くまで来たのだから、
何かを感じて帰ることもできますよ。」
朝、写真を撮っているときに
さらっとジェフ先生にそう言われ、
何を話そうか、思案して。
『親密さ』についての困難を話しました。
ジェフ先生のすごいのは、
セッション終了後の
セラピストへのフィードバックは、
直接的にはセラピストの
関わり方に対して、
スキルについて、
なのですが、
なぜか、クライアントの僕に響きまくる。
セラピストに向けて、
あなたがする必要のあったこと、
それは介入ではない。
彼はこのことを話すためだけに
わざわざ台北に来た。
このために労力とお金を使って、
話に来た。
彼は解決を望んでいたのか…
それは私にもわからない。
でも、セラピーというのは、
ときに
自分の考えを整理する。
そのためだけにある。
クライアントが来て、
不満を言いたいだけの時もあるだろう。
そのときに
僕たちがするべきことは、
その問題を解消することではないかもしれない。
その人自身が普段、話せないこと。
わざわざ台北まで来て、
話そうとすることに耳を傾けて
そこに新しい視点を
持ち込むことなく、
その人の考えを整える…
そんなことが必要なのかもしれない。
支援者は、何をすべきか?
を考えることに忙しいだけではなく、
支援者は、この場において、
どうあるべきか?
について心を砕く。
それはクライアントとの関わりの
瞬間によって顔を変える…
何が正解ということもない。
何が間違いということもない。
ただ、
何が最も相応しいのか。
何をすればクライアントの時間に、
何らかの価値を
もたらすことができるのか?
そこに誠実であるときに、
すべきこと、
あるべき姿が見えてくる。
台湾まで来て何を学んだか…
ひとことで言うと、
瞬間に変わる支援者の立ち方。
それを選択できるのだと言うこと。
75歳の老人とは思えないこの先生に、
ずっと学び続けていこう。
日本に招聘できる限り呼び続けよう。
そう思いました。
真ん中がセラピストのYuyunさん
左がSVのJenさんでした。
そしてもう一つ目標が…
ジェフ先生がずっと、
あなたは本を書きなさい。
あなたの考えを本にしなさい。
ずっと言われました。
すっかり忘れていたのだけど、
2019年、初めてのマスタークラスで
僕がクライアントで
セラピスト役のウェイカイとの
セッションで、
何を話していいか分からない中で
咄嗟に、
本を出したいけど、
何を書いて良いか分からない…
当時Kindle出版の準備が
一向に進んでなかったので
それを扱ったことを思い出せることが。
一人の受講生が僕のところに来て、
「僕は4年前からずっと
あなたのファンなんです。」
聞くと4年前にもこの場所に来ていた。
そして僕のセッションの時、
同じ悩みを持っていた。
そしてその彼は
僕が話したことに触発されて、
その日から本を書き、
出版社に持ちかけ続けた。
結果…
2冊の本を出版したそうです。
「あなたが私を
ここに連れてきてくれた。
本当にありがとう。
あなたが本を出したら、
僕が書います。」
たくさんの仲間にお勧めします。
そして台湾で出版できるように
僕が手配します!
そう言われました。
心強い…
まだ、なんの動きもしてないのにね。
行動する人としない人。
貢献できた気持ちと、
何もしてない自分への落胆と…
複雑な気持ち…
でもわざわざ本を買って、
持ってきてくれた。
メッセージまで入れてくれた。
どこまでも幸せ者です。
僕もがんばろ。
では!