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その他大勢から抜け出す方法

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約6分

今しがた、
全てのセッションが終わって
部屋に帰ってきました。

朝8時から18時30分まで、
びっしりでしたが、

今日は1日の途中で
いったんリタイア…

部屋に戻り、少し休憩してから
復帰して、1日を終えました。

あ、体調が悪いのではなく、
単に猛烈に眠かった。

とにかくその場に
居れないくらい眠い

後でその理由がわかったのですが、
そんな状態でした。

余談ですが、
ホテルの部屋が広いのは
こんな時に良いですね。笑

アップグレードしてくれた
ヒルトンさんに感謝。

僕はホント恵まれてます。

この後
スティーブ・ギリガン先生
先生のワークショップの司会をした
親友のウェイカイと3人で
プライベートな晩ごはんタイム。

(昨日と同じステーキハウス…
 というのが難点でしたが全然いけました!)

そして明日は、
ジェフ先生ジュリー先生が、
僕をゲストとして、

登壇者の食事会に呼んでくれました。

だから昨日のテンプル先生にも
話しかけてきますね。

さて、正直なところ
今日は気が重かった

というのも、
スティーブ先生の講座の時に、
前々から気になっていた先生の
講座が被ってたから。

どうやってうまいこと抜け出すか…

そんな
大学生のサボりみたいなことを
考えて気が重かったのですが、

朝8時からのワークショップで
全てが吹き飛びました。

David Whyteという人をご存知ですか?

彼のワークショップはすごい

起業家や上場企業の経営者たちが
リトリートの地に集まり、
そこであることをする。

ビジネスのイメージとは
全く異なることをするのですが、
いったい何をすると思いますか?

しかもそのイベント…常に満席

僕も何度か
参加しようと思ったのですが、
常に販売開始とともに満席

あり方、マーケティング、
うまくいくやり方の共有…

僕も含め日本の起業家は、

そういう左脳的で、
うまくいく誰か

仲間などから吸収する
そんなことばかり。

『どこを見てるかの違い』

アメリカと日本の起業家の違いは、
そこにあると思っていましたが、

心の使い方がそもそも違うのだなぁと

スティーブから紹介された時、
そんなことを考えていたなあと

頭の中に
10年前のことがよぎりました。

さて、そのディビッドホワイト

スティーブ先生もよく
詩を引用する詩人です。…

“コールマンのベッド“
は、かつて何度も先生の講座で
耳にしました。

今日、初めて彼の詩を、
本人の声で聴きました、

で始まり、

同僚である詩人のについて

彼との懐かしい交流の話、

そしてが織り込まれ、

さらにストーリーが展開し、

そしてで終わる。

聴衆が自分の内側
どんどん入り込んで、

詩を聴きながら、
『つながる』のを目撃しました。

が、僕は…というと

「どうだった、
 初ディヴィッドは?」

夕食の場で、
スティーブ先生に聴かれて…

正直なところピンと来なかった。

詩という行間のある文章だし、

誰かのストーリーを語りながら
再び詩に戻り、

次の詩が展開される。

人が深いところに入っていく
『やり方』については
感動したし、刺激を受けた。

あ~まさに
エヴォカティブな手法

そして講演会としての彼の存在感には
言葉では言い表せない
すごいものがありました。

「正直、聴いている時は、
 周囲の変化に驚いていたものの、
 僕自身には…あまり…」

と前半の下りを話したあと、
今日起きたことを話したら、

「まさにそれだよ!それ!」

スティーブが大盛り上がりして、

「俺なんか20年!
 20年かかった!笑

 
 詩を聴いて、情景を浮かべて、

 理解しなきゃ、

 理解しなきゃ!ってさ

 でもそれがある時、
 す~っと始まったんだ。

 つながるんだよ。

 その感覚、わかるだろう?」

まさにその感覚が…

短時間で起きた。

ディヴィッドの講座を終えて、

スティーブに挨拶したあと、
こっそり抜け出して、

別の講座『安全な会話』に出たら、

あまりにイマイチかつ
大声で叫ばせる自己啓発スタイル…

スティーブの会場は
満席で熱気に溢れてましたが、

こちらの会場は、
身内だけで盛り上がる
閑散とした感じでした。

前日にウェイカイが、

「自分で確認したいだろうけど、
 はっきり言うよ、その講座
 10年前はすごかったけど、
 スティーブを抜け出す価値ないよ。」

やっぱスティーブのところに
しておけばよかった。

そんな後悔のあと、

昼間のガボール・マテ、

会場は立錐の余地もない
ぎゅうぎゅう詰め。

声は小さく単調、

ちょっと傲慢で、

しかもスライドもない。

何を言ってるのか
僕の英語レベルでは把握できない。

ジュリー先生が、
「私、人気はあるけど
 ガボーは好きじゃないのよね~」

と言ってたことをふと考えていた時に、

気づいたんです。

この会場の人たちは、

10年前には『安全な会話』を求め、

そして今、

ガボールマテの『トラウマ対処』に群がる。

「今、最も効果的なスキルは何か?」

こればかり探してる。

僕も昨日まで、そうだった。

『何が日本で売れそうか?』

その他大勢と同じ思考
同じ行動をしてた。

それを知って
自分にがっかりして、

猛烈に眠くなり

でも、せっかくきたんだから、
しっかり見なきゃ…

そう思ったその時に、

それはやってきました。

“朝の光の祝福があなたに届きますように,
それにより“あなた”を見つけられることを。“

という詩が。

“すべてのものは、あなたを待っている”

と言う彼のメッセージが

その瞬間、体が軽くなり、
勝手に立ち上がって、
部屋に戻ると言う選択をした。

そして眠って…

ばっと目覚めた時、

“あなたの外側、ほんの先に、
あなたがいるべき場所がある
それがあなたの
進むべき場所を知る方法“

今日のディヴィッドの講座の
最後のメッセージが…

「それだよそれ!
 タカヒトはいい体験したね。

 それがジェネラティブだよ。

 つながる体験

 詩の世界だよ。

 エリクソンがしようとしてたのは、
 これじゃないかと思う。」

スティーブに言われて気づきました。

今更ですが、

外を見る、調べる、
正しいもの、次の何か、を探すよりも、

自分と繋がる。

そこに次の答えがある。

“答えは自分の中にある。“

その他大勢を抜け出すことに
役立つこと…

そのもう一つとして、
同じことをしない

その逆をする

それを発見しました。

では!

追伸:
1月4日新年のワークショップは、
今日のディヴィッドの詩の体験をもとに
実験的な方法をしようと思います。

めちゃ面白いと思う。

楽しみにしててください!

では!

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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