今日はカウンセラーの言語学
5日間集中ワークショップ
4日目でした。
嬉しいのは、
100人近くの人が
時間通りに参加してくれる!!
ワークショップの始まりこそ
めっちゃ重要。
そう思っている僕にとっては
時間はすごく大事。
僕のメンターのひとり、
スティーブン・ギリガンの
ワークショップ、
“トランス・キャンプ”
アメリカのサンディエゴにて
開催される3週間のワークショプで、
よく言われるのが、
世界で最も
時間に正確な国民は、
日本とスイスだと。
みんな時間通りしないんです。
アメリカ人も、
英国、フランスの人も、
特に、南米の人。
時間なんてあったもんじゃない。笑
時間通り…って
そんなに大事なの?
そんな感じです。
日本には“時の記念日“
という日があります。
祝日にはなっていないのですが、
日本で初めて、
時の知らせが行われた日だそうです。
日本というか東京中が
鐘の音で包まれたとのこと。
なぜ
時の記念日が作られたのか?
それは時を遡ること
今から100年ほど前のこと…
1920年大正時代…
当時の人々にとっては
時間を守るという概念など
全くなかった。
その時間に
ルーズなマインドを
変えるために、
イベントを打ったのだそう。
時間の大切さ、
時間を基準に生きること。
このイベントを機に、
『時間』ではなく、
『秒』を
意識することになったのだそう。
これを機に変わり始めた
日本人の時間意識が、
『時間に正確』な
今に通じている。
でも、
僕たちの100年前には
日本人は時間にルーズだった。
それを知ってびっくりしました。
ほんの100年前、
僕たちは今とは真逆の
アイデンティティを持っていた。
この時計時間で生きる。
これを
『クロックタイム』
と言います。
文化人類学者、
エドワードT.ホールによると、
島国の人や
自然と共生する民族の多くは、
『イベントタイム』と呼ばれる、
物事が起こるがまま、
それが起こった時が始まり。
何時何分開始、ではなく、
月が出たから始める。
そういう思考形態を
自然に持っているのだそう。
多くの民族は、
それを変えることができなかった。
でも、
日本人はそれができた。
時計に合わせることもできるし、
その場に没頭して
時を忘れることもできる。
トランスに入ると、
人は時の経つのを忘れます。
正確な時計の時間
=外部時間が
とても長く感じたり
あっという間に感じたり。
時間の歪曲と
言われるものが起こります。
ミルトン・エリクソンは、
時間を歪曲させる達人でした。
きっと、
島国育ちのヴァイキングと
アメリカの広大な自然と
共生してきた、
ネイティブ・アメリカンの血が
混じっていた、
エリクソンだからこそ、
時間歪曲になりやすかった。
自然の能力に加えて、
催眠の言語的な技術を
身につけたのだろう…
1月25日の
マンスリーウェビナーは
トランスを使って、
“時間を超えた旅”をする。
そんな時間にしようと思っています。
ぜひご参加くださいね!
(一般での募集はしておりません)