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痛みが消えた! 催眠経験の不思議…

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約4分

昨日はヒプノナッジ
トレーナートレーニング
グループコンサル、

そして別の講座の
Q&A音声を収録した後は…

つい先程まで
コーチングや
カウンセリングが上手くなる
シークレットコミュニティ、

“セッション道場“

の稽古でした。

参加者はひとり起業家さんや
経営者さんから、施術家さん、
ビジネスパーソンまで、

さまざまな背景の人が、
僕と一緒に探求してきた
対人支援のありようを、

さらに深めるために、
集まってくれてます。

今日、“道場“
話題になったのが、

ある施術家さんが経験した
患者さんとのやりとり。

これを神なら、
どういう対応をするか

そんな話題でした。

その人のところに
やってきた患者さんは、

ある医師から、
“繊維筋痛症“という
原因不明の難病と診断された人の
やりとりでした。

あまりに専門的になるので、
かいつまんでお話しするのですが、

本人は『治らない』と諦めている。

いつも、常に、
激しい痛みが全身に…という主訴

あなたなら、その人に
どうやって関わるでしょうか?

僕自身は、
医療の専門家ではないですし、

体の専門家でもありませんから、

そのことについて
アドバイスしたり、
具体的な対策を教えたりは、
できるはずもありません。

道場コミュニティのように、
メンバーが僕の話の使い方を
心得ている場においては、

ほんの少し、
脱線することも…

その話を聞いて、
思い出したのが、

マイケル・ヤプコの話。

学生の頃、催眠であった話。

交通事故に遭った女性が、
慢性疼痛に悩み、

日々痛みと向き合う暮らしを
なんとかしたい。

そう催眠の先生に訴えたら…
その先生は、痛みや部位に
一切言及せずに

女性を催眠に誘って、
こう伝えたんです。

あなたの中の、
あの感覚が水に変わる…

そしてそれが
あなたの足の裏から流れて…

流れて…

流れ出てゆく…

そしてひとしきりの
誘導が終わった後、

目を覚ました女性はひとこと…

「痛みが…ない…です。」

そう言ってから大号泣したそう。

不思議なことに、
マイケルのこの話を聞くと、

その場にいる人の中で
慢性痛が取れる人がいたりします。

これを聞くと、
催眠は『癒し』と考える人も
いるかと思います。

でも、

ヤプコはこう言います。

催眠は乗り物

あるところへ安全に、
リラックスして、しかも速く

そこに連れて行くことができる。

その行き先が、

“痛みを変容させる”

のであれば、
それはペインコントロールになり、

その行き先が、

“自分に自信を持つ“

のであれば、

それは“心の持ちよう“を作ることになるのです。

そしてエリクソン催眠は、

『痛みがなくなります』

『あなたはいつも自信を持ちます』

みたいな直接的な暗示
伝えることはない。

なぜなら、
それは効果が持続しないから。

催眠には、

『メンタルマッサージ』
の効果もある。

リラックスして、
副交感神経が優位になり、

身体反応、生理反応が整い、
ストレス状態を解放する
心身の状態を作れます。

だから、
どんな催眠でも効果はある。

ただし、
それが持続するかどうか、

は、
どのような暗示が語られるか。

によって変わってくる。

『催眠暗示辞典』(実際にあります)
のようなところから
持ってきた暗示では、

持続効果は限定的になるんです。

不思議ですよね。

同じ言葉でも重さが違う。

25日のセッションでは
そんなことも話せたらと思います。

では!

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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