能力はみんな備わってるけど、
その表現の仕方がうまくない…
それを磨く必要がありますよね
昨日は一日、
今日のカウンセラーの言語学、
明日のアンコモン・セールス
そして感動心理…
催眠整体…
近くのものから
そろそろのもの
そしてこれからのもの…
その準備をしてました。
昨日は
ヒプノナッジ会話術
そして
エリクソン催眠プロクラスの
グループコンサルでした。
それぞれ全く異なる参加者層
そして異なる目的…
だけど
ベースになるのは、
影響力の使い方。
その表現の技術としての
エリクソン催眠。
それぞれのプロジェクトが
相互に影響を与えて
ひとりインスピレーションを
与えています。
それが時に、
セレンディピティを起こす。
楽しいんですよね~~
そう、
昨日一人の参加者が、
『うまくストーリーを繋ぐ方法』
について質問してくれました。
そもそもすごいのが、
セッションに
ストーリーを使うって発想。
これって
ほとんどの人がしない発想。
使います?
セッションにストーリー…
もちろん、
プレイセラピーとか、
子供相手のものや
『意味づけ』を引き出す上で
クライアントのナラティブを
使うものはあるでしょう。
それも、そもそもは
あのミルトン・エリクソンが
初めて心理療法に取り入れた。
そう言われています。
メタファー、ストーリー、
これらはエリクソンからの贈り物。
ジェフ先生、スティーブ、
マイケルから学んだ僕たちからすると、
ストーリーを
セッションに使うのは
とても自然なこと。
でも、
使いこなすには、
まだまだ実践が必要。
あなたはセッションに
ストーリーを使いますか?
セッションにストーリーを取り入れる。
これを成功させるには、
押さえておかないといけない
重要なポイントが二つあります。
一つは、
『伝えたいメッセージは何か?』
これが明確でない限り、
ただ、良い話を聞いた、
という結果に終わり、
自発的な行動変容や、
認識の変化が起きることは稀。
そして二つ目は、
『教訓を言わない』
なぜこのストーリーを話すのか?
このストーリーの意義や意味は何か?
これは口が裂けても言わないのです。
ジェフ先生は、
「クライアントへの侮辱」と言います。
答えを自ら導き出すように
ストーリーを語るのに、
その答えを押し付けるのは、
もってのほか。
ということなんです。
ではどうやって、
言いたくなる答えを言わず、
クライアントに
受け取って欲しいメッセージを
ストーリーの中に盛り込むか?
そのための質問を
参加者がしてくれたんです。
その方法はともかく、
重要なことは、
ストーリーの話し方にあります。
エリクソン的なストーリーは
シームレス。
どこまでが現実で
どこまでがストーリーか、
その境界線が曖昧…
だからこそ、聴いている人が
どんどん没入するんです。
よくセミナーとかで
自己開示のストーリーとか、
誰かの逸話とか…
その時に、
ほとんどの人が前置きをします。
かつての僕のことですけど、
僕の先生が…
クライアントの話ですけどね。
こんな感じです。
エリクソンはこういう
前置きを一切しない。
気がついたら
別のストーリーに移ってるんです。
まるで映画で、異なる場面に
自然と変わっていくように。
この自然な移行…
トランジションが聴衆を
没入させるのです。
ストーリーを語るなら
トランジションを自然にすること。
では!