パワポの資料を印刷するときに見易いのは…
1ページ3枚?それとも2枚…ちょっとした論争に!
昨日は
カウンセラーの言語学
早いものでもう6日目になりました。
今日は
『聴き手がやる気になる伝え方の極意』
について探求してきました。
このやり方に出会って、
もう15年になります。
これくらいやり続けると、
自分にやり方が染み付きました。
そして
やればやるほど、
『効果的』と言われるものは、
より普遍的な観点から見ると、
共通していることが多い。
経験学習に基づいたこの伝え方は、
ミルトン・エリクソンが好んで使った
イエスセットの効果的な伝え方を共通している。
マーケターさんがよく間違えて使う
「小さなイエスが大きなイエス」につながる。
イエスセットを考案した
エリクソンが聞いたら、
目を丸くしそうな、
“フットインザドア“との混同…
フットインザドアとは、
最初に相手に小さな要求を飲ませて
徐々に大きな要求を承諾させる
心理テクニック…
エリクソンのイエスセットは、
そういう意図で
作られたものではない。
承諾交渉という敵対関係を
心理療法のスキルは
前提にしていないので
入り口からして違うのです。
そして共通している点があります。
それは
“イエス“を引き出す
パートにあるのではなく、
イエスを引き出した後、
提供される“暗示”の部分にある。
“大きなイエス“というものは、
エリクソン催眠における“暗示“の部分。
ザイク博士の視点からすると
イエスセットは3つのパートに分かれる
相手に合わせるパート
新たな視点の種まきをするパート
それを相手の内側に根付かせていくパート
この3つがある。
それらの英単語の頭文字をとって
PSMモデルと僕たちは呼んでいます。
効果的な会話のモデルは、
PSMをベースに作られている。
それは昨日、受講生に伝えた話し方も
同じ構造になっているんです。
モチベーションが大事!
これは全ての人が
同意できると思うんです。
そしてできることなら、
誰かのモチベーションを
思うがままに高めるサポートができたら良い。
支援者なら、そう考えると思うんです。
そのために僕たちは、
モチベーションを上げるための会話や
関わりをクライアントや部下、
仲間や子供たちにするわけです。
でも、
モチベーションって
簡単に上がるでしょうか?
多くの人はNo!
というのではないでしょうか?
そりゃそうです。
他人のモチベーションを
直接動かすことができないから。
モチベーションとは“概念“
具体的な形のないものです。
だから代わりに、
『感情を動かせ!』となるわけです。
感情が動くと、人は行動します。
つまり行動の原動力が感情…
原動力、つまり感情…
となるわけですが、
ここにもまた問題があるわけです。
人は直接、他人の感情に
アクセスすることが難しい…
できなくないのですが、難しい
そして更なる問題は
他人によって動かされた感情、
そしてその感情によって
始まった行動は、
長持しない。
維持されず、感情が消えたら
元の状態に戻ってしまう…
そんな残念な結果になるんです。
感情を鷲掴みにせよ!とか
感情を動かせ!
と声高にいう人は、
相手を思いのままに
その場限りで動かせれば良い。
その人が意識的には
そう思っていなくても、
無意識にそう決めているのです。
「そんなことないよ!」
と聞こえてきそうですが、
残念ながらそうなんです。
一時的な感情に動かされ、
起こした行動が、
その感情が消えた後、
人がその行動を継続してるかどうか、
そこまでの経験を見ていない…
感情が消えた後、
行動が変わるところまで、
その人は興味を持たないからこそ、
『感情さえ動かせば良い』という
短期的な発想になるわけです。
では、
永続的な行動を生むために
卓越した人が行っていることは何か?
それは
“モチベーションの公式“によって
明らかにされるんです。
それはまた次回のメルマガで!
では~
追伸:
ロバート先生のワークショップ、
決まりそうです。
全世界、どの国でも、
ロバート先生のワークショップには
参加できる人数が決まっています。
久々の開催なので、
初回同様、
申し込み開始直後に完売となる可能性が高い。
早い者勝ちになってしまうかな…