昨日は月一度の
セッション道場でした。
セッション道場は、
僕のコミュニティの
マスターマインド。
日々現場で支援をする人の
現実的な悩み事をもとに
道場生全員が取り組めるワークにする。
毎回、毎回、すごく
燃えます。
昨日、お題にあがったのは、
精神科のドクターの臨床上の悩み。
僕はその話を聴いていて、
二つのストーリーを思い出したんです。
一つは、
言語学の創成期に尽力してくれた
ある施術家さんとのコンサル
そしてもう一つは
エリクソンのストーリー。
ある施術家さん、
名前を長田さんとしましょう。

長田さんは悩んでいました。
集客のことじゃないんです。
『治せない施術家としての自分』
当時50回ほど来院しているけど、
あと一歩というところで停滞したまま。
それがずっと続いてる。
治せない自分。
なのに料金を払う患者。
そんな自分に嫌気がさしている。
そんな相談を受けました。
その時に、
僕はこうお伝えしたんです。
あなたは患者さんに
かけがえのないものを
与えてるんですね。
治せてるかそうでないか。
ではなく、
その人に『拠り所』を提供した。
あなたのところに来ることが、
人生の一部となって、
あなたのところに来ることが、
その人の症状ではなく
“健康”をつくる習慣となった。
そんな素晴らしい仕事を
提供している施術家さんを
僕は“すごい”と思えど、
ダメな施術家だとは思えないんです。
あなたがすべきことは一つだけ。
“区切り”をつけること。
治すための施術を終わりにして、
体を健康でい続けるための施術に変える。
やり方も、内容も変えます。
それでも続けることに
価値を感じるなら、
ぜひお越しになってください。
そんな区切りを
伝えることができる。
そうお伝えしました。
プロとして信じられていること。
それを受ける側として
望むことは時として違う。
自分で決めた自分の役割を
全うし続けるのか、
相手が何を求めているのか、
それに対して誠実であること。
成功しなくてもクズじゃない。
それらを決めるのは、
自分のありようなんです。
それを僕たちは決めることができる。
そしてエリクソンの話…
それはまた。
いよいよ、9期目を迎える
感動を生む会話メソッド
エリクソン催眠と影響力が
感動科学と出会って、
最高の施術体験のために体系化された。
『施術家の言語学』
患者さんの悩みに答える
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あなたが施術家さんでも
そうでなくても
誰かを支援する人であるなら、
これらの動画はきっと役に立ちます。
楽しみにしててください。