昨日は二つの異なる“催眠“の解説…
H P Mのセッションの解説
そして
ヒプノ・ナッジのグループコンサルでした。
相手が誰かによって、
同じ暗示でもやり方が異なる。
そんな学びがありました。
ある参加者が友人の離婚話に
「ちゃんと話し合った方がいい」
という気持ちが芽生えて…
それをナッジの誇る効果的な
メッセージの伝達法、
5ステップのナッジ式を
使ったところ…
逆ギレ!!
「それができたら、とうにやってるわよ!」
と友人にキレられたとのこと…
こういうケーススタディって
最も好物です。
他にも、子育てをパートナーに
もっと手伝ってほしい…
とか。
身近な人にナッジを使うのは
結構大変です。
支援とは異なるマインドと
支援とは異なるやり方が大切に。
そのやり方…とは
実はラポールを築くより
暗示のメッセージを磨くより
もっと重要なもの。
エリクソンをはじめとして
ジェフ先生、スティーブ、
そしてマイケルヤプコ…
皆、このやり方がすごい。
僕はこのやり方を
それぞれの先生たちを
研究してそれぞれ異なるやり方を
身につけたんです。
そしたら…
それからというもの、
セッションが劇的に変わった。
上手くなった…笑
と言われました。

そして催眠だけでなく、
コーチング、プレゼンテーション
といった
人にメッセージを伝える場面において
バッチリ使えて、
効果的になったんです。
それは催眠の中の“あるプロセス“
コーチングや
色々な支援メソッドで
ラポールっていうでしょ?
ラポールを構築する
とか
あれ、みんな口だけです。
笑
今度誰かが、
ラポール構築
なんて口にしたら、
必ず聞いてください。
「それ、どうやって構築するの?」
「いったい何をどうやるの?」
そう聞いてください。
それを観念でなく、
行動リストで教えてくれたら
その人は合格!!笑
もちろん、正解はありませんが、
行動で考えない人は、
実際にセッションのレベルは低いでしょう。
エリクソン催眠では…
関係性をより強めて、
催眠者が提供しようとする
暗示を受け入れやすくする…
そんなプロセスのことを
“応答準備性”、
略して“応答セット”と呼んでます。
応答セットを積み重ねることで、
ラポールがより強固になり、
繋がりを強めて、
こちらの言葉を求めるようになる。
応答準備性とは何か?
それは二つの要素で作られます。
それは“イエスセット“という会話法
もう一つは、
暗示を受け入れやすくする
“種まき”です。
出会って、即プロポーズ!
ってならないですよね。
段階が必要。
先の「話し合った方がいい」
というメッセージは、
最終到達地点。
そこに至るまでの道筋が
例えば
上手く行ってないんですよね?
離婚したいですよね?
離婚には同意が必要ですよね?
「だったら話し合わないと」
まぁ確かに正論ですよね。
でも、相手の人には
受け入れられなかった。
時に正論は、
上から目線に感じさせたりします。
必要なのは、
イエスを引き出し続けること
そして
メッセージに行き着く流れがあること。
どんな入り口で、
どんな出口にするか…
その設計が応答準備性。
続きはまた!
では〜