施術家の言語学と
問診専科のリアルセミナーでした。
オンラインも
コンテンツを伝える上では
とても良い講座フォーマットですが、
リアルの空気感を楽しむ…
僕の醸し出すエネルギーを浴びる
仲間との会話…
ちょっとした雑談…
オンラインにはオンラインの、
リアルにはリアルの経験の違いがあります。
そしてそれは異なる個性として
楽しむことができますね。
施術家の言語学…
痛みが消えない患者さん…
やっぱり痛みをゼロにしないと、
プロとしてどうなの??
そんな意見がよくよく聞かれます。
そりゃそうですよね。
プロとして、
目指すは“痛みゼロ“。
昔の流行語を思い出すと…
「ゼロじゃないとダメなんですか?
イチでも良いじゃないですか!」
そういう意見を言われたら、
あなたはどう思いますか?
今、公開中のプロモーション、
『催眠整体』〜暗示の心理
https://tk.seitai-hpm.com/p/OG0L1K6VcAqT?ftid=uDuz89AA0x09&lp08
のベースとなっているのは、
エリクソンの疼痛コントロール法です。

そこには
エリクソンの痛みへの考え方が
色濃く反映されています。
そして僕は、その考えが大好きなんです。
”主観的な経験としての痛みは、
おそらく、医療扶助を求める要因の中で
最も重要なものです。
医者と患者の両者が、
通常、痛みの治療として考えているのは、
主に除去の問題、あるいは感覚の無効化です。
しかし、痛みそれ自体が、個人に対して、
特定の役に立つ目的を果たしているかもしれません。
痛みは警告を構成し、援助が必要だと持続的に警告します。
このようにしばしば、
苦しんでいる人に恩恵をもたらしますが、
痛みは身体的活動を制限します。
それは、身体の中で生理的変化を引き起こし、
自然に癒します。
それゆえに、好ましくない感覚として消失させるのでなく、
むしろ痛みは、苦しむ人が恩恵を得るように
取り扱われるべき経験です。”(エリクソン)
僕はこの考え方が大好きです。
エリクソンのお弟子さんは、
痛みをゼロにする…
それを約束することほど
無責任なことはない。
とまで言い切る人も。
もちろん、
その考えは人それぞれですが、
大切なことは、
『痛みによってできなくなっていること』
そのフラストレーションから
解放することが大事。
このフラストレーションこそ、
痛みがもたらす『辛さ』の本性なのです。
催眠整体では、実際のところ、
『痛み』は、僕の暗示でゼロにする
ということよりも、
身体的な変容、
心理的な変容を
起こすその人の
『治癒力』を目覚めさせて
身体的な変容、調整、
心理的な変容、リフレーミングが起きる。
そして知覚する痛みは
苦にならないレベル、
変容を維持する、拡大する行動を
阻害しないレベルにとどめること。
ゼロになるのは、
その人の行動のプロセスの中で、
「あれ、痛みが気にならない!」
そういう気持ちになれること。
その人の意識の方向が
避けたい痛みではなく、
得たいものにフォーカスされる。
この状態を作り出すこと。
手柄は患者に!
が大事だと考えています。
これこそが究極のインサイドアウト。
バリバリ、ゴリゴリの
手技だけ施術家だった
名古屋の坂口さんは、
催眠整体をマスターすることで、
痛みではなく、
その人の存在と関わる…
心の交流が起きることほど、
支援者として幸せなことはない!
そう教えてくれました。
とても嬉しいです。
痛みゼロへ…
オレが痛みをとってあげよう!
というプロとしての
矜持も大事かもしれませんが、
坂口さんの言うように、
「施術家のエゴ」…よりも、
患者は必要な分だけ
痛みを持つことができる…
日常に支障のない限りで、
支障のない日常の場面に限定して…
その感覚を持つことで、
満たされるものもある。
そう考えて、
関わりをしていくこともできます。
【催眠整体〜暗示の心理】
では、
10本の動画で
あなたの施術のヒントとなる
これまでとは違う、
言葉による痛みへの関わりを
無料で学ぶことができます。
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ぜひ、ご覧になってくださいね。
8月11日からは、このテーマを
さらに深く探求していき
3日間ワークショップも開催します。
ぜひお越しください!