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クライアントは映画監督

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最近、
テレビやネットのニュースを見ていると、
心がぎゅっと締め付けられるような
出来事ばかりですよね。

遠く離れた場所での争いごとや、
先の見えない不安な話題。

期待が外れた権力者への恨み言や
それを擁護する声。

矛盾した言動を挟んで
批判と擁護が繰り返される…

自分にはどうすることもできない
大きな出来事に、
知らず知らずのうちに
心が疲れてしまっている。

あなたはどうですか?

今から15年前のあの日も
それをもっと身近に感じてた。

一方、遠い世界の話だけでなく、
僕たちの日常の人間関係においても、
同じように「理解できないもの」に触れて
疲れ果ててしてしまうことも。

昨日はセッションディ。
公開セッションを含めて
3つのセッションをしてきました。

最後のセッションはマスターマインド。
公開セッションをしていた時に、

論点が明確でない、
抽象的な考えが行き来する
クライアントとのやりとりが。

それを見ていたある生徒が、
僕にこう質問したんです。

「先生はどうしてヤキモキしたり、
『で、何が言いたい?』とならないで、
セッションを続けられるの?」
と。

もちろん、
「何が言いたいの??」と思います。

昔だったら、直球で

で、言いたいことは何?

そう言った時代もあった。

でも今は違う。

それは捉え方が変わったから。

僕の答えはシンプルです。

「クライアントは映画監督だから。」

今日のクライアントは、
僕にとっても理解が難しい監督、

ジャン・リュック・ゴダール。

アメリカ映画が好きな僕には、
この難解な世界観は正直よくわからない。

でも、
監督に映画の進行について、
副音声で教えてもらうことはできる。

一方、質問をしてくれた生徒は…

Qタランティーノ。笑

劇的で極端なドラマを誇張する。

そしてそこには、
名監督たちのエッセンスが
さりげなく含まれる

どちらも素晴らしい監督。

でも、彼にはゴダールの作品は
理解しにくいはず。

どちらが良い悪いではない、

それは個性。

やりにくいクライアントではなく、

「個性豊かな映画監督」として捉えるなら、
関わり方が変わる。

その世界観にちょっと浸ってみよう。
そう思えるんじゃないでしょうか?

はいつも、
そうやってセッションをしています。

相手を自分の枠組みで捉えると、
ヤキモキして、疲れてしまう。

世界も他人も、
自分の思い通りには動かないし、
時にはとても難解で複雑です。

イギリスのジャーナリスト、
マット・リドレーはこう言いました。

『悲観論が鳴り響かせる絶え間ない鼓動は、
どんな勝利の歌もかき消してしまう』

「どうしてこうならないんだ」
「で、何が言いたいんだ」という

悲観的とも言える
批判的な鼓動ばかりを
聞き続けていると、

本当に大切な相手の想いや、
日常の小さな喜びの音は通り過ぎていく。

尊敬するミルトン・エリクソンは、
どんなに理解しがたい状況にあっても、
「人間の無意識には良心が宿っている」と信じ、

相手の世界観を尊重しました。

人の心の奥底には、
元々の性分として『善意』が多くある。

そう信じて相手の映画を眺めることで、
すこしだけ希望が持てる気がしませんか?

それでももし今日、

複雑な世界やニュースの重みで、
あなたの心が疲れてしまっているのなら。

少しだけ、この言葉を思い出してください。

世界は複雑で、
僕たち一人ひとりの力では
変えられないこともたくさんある。

でも、
あなた自身の心の中に

「平和な場所」を作ることは、
いつでもできる。

相手を個性的な映画監督として受け入れて
過度な悲観主義の代わりに、
エリクソンが持っていたような
「建設的楽観主義」で、

今日を見つめてみる。
新たな発見があるかも。

では!

身近にある小さな幸せを一つ、
見つけてみてくださいね!

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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