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コンビニで切ない思いをするなんて…

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約4分

今日、あまりにお腹が空いて、
散歩の途中で、ラパちゃんを外に残し
コンビニにダッシュ。

そこで興味深いことに出会いました。

ご飯は家で炊くので
お惣菜とちょっとした甘いもの…
(健康に悪い??でも止められない)
をかごに入れてレジで並びました。

その時、
前のおばあちゃんと
店員さんとの会話が…

「これ、温めたほうがいい?」

あ、訊くんだそこ…と思ったら

「お客様のご判断にお任せします。」

でた…究極の事務対応。

おばあちゃんは…というと

当然固まってます。

そりゃそうですよね、

何らか気の利いた答えが返ってくる…

そんな期待を持って

私はただ…
『会話』をしたかったのに…

そんな声がもれ聞こえてきた気がしました。

でも、その期待に反して、

店員さんは、単に判断を返した。

事務的…

もちろん、
コンビんのお兄さんに
会話を楽しむ余裕も、
そんな気分でもなかった…

コンビニはものを買うところで
話をするわけではない…

でも…

おばあちゃんには、
期待があった。

これ…

僕たちの仕事で
めちゃくちゃ起きてることです。

今から70年も前
グレゴリーベイトソン
ある発見をしました。

全ての会話には

その前のメッセージに対する
反応(報告=レポート)と、

この後に続く相手の応答を要求する
メッセージ(命令=コマンド)が含まれる。

「いい天気ですね」

この一言でさえ、

天気のレポートだけでなく、

「あなたと繋がりたい」

「私の今日の気分をわかって」

様々な『要請』(コマンド)が含まれてる。

冷たいコミュニケーションと
繋がりを感じる温かなコミュニケーション。

その違いは、

コマンドをどう受け取って、
どのように応答すると決めるか?

もしセッションにおいて
あなたのクライアントが

「どうしたらいいですか?」
と聞いてくる。

コーチングあるあるですが、

支援者が

「本当はどうしたい?」

みたいに返す。

これで相手に考えさせる…わけです。

正しいか?

間違えてはいない…かも。

だけど

あの固まったおばあちゃんと同じ。

そこじゃないのよ!

聞いて欲しかった。

教えて欲しかった。

ジェフ先生から学んだ
エリクソンのありよう…

このコマンドに対して、
穏やかに伝え返す…

「もうすぐお昼時ですからね。
 今すぐお召し上がりになりますか?
 それとも後で…」

おばあちゃんは
交流を求めていたのかもしれない。

もちろん、
情報を聞きたかっただけかもしれない。
それなら
「温めると、
 チーズがとろっとしますよ。」

事実を伝えただけ。

でも、おばあちゃんは
きっとこう言うでしょう…

「じゃあ温めて。」

エリクソンやジェフ先生は、

相手に単に情報や判断を
返すことをしなかった。

相手を存在として承認した上で
必要な情報を提供する。

相手が自分で判断した
『つもり』になれる言葉を

そっと差し出すこと。

どんな会話であっても、

その人の自発性
その人とのつながり

その人の有能感

これを感じてもらう会話をする。

僕はこれを“ヒプノ・ナッジ“と呼ぶ。

僕は毎日、意識的に練習しています。

無意識にできるように。

そして、気づかない間に
無意識に、やり損ねてもいる。
今日、誰かと会話を始める時に
これを思い出してください。

あなたの言葉は、
誰かを固まらせてないか…

では、また。

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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