さて、心理療法家は、
プロとして、
接客業がつとまるでしょうか?
その答えは…
今日はザイク博士の上級クラス。
2回目の上級クラス主催。
やっぱすごいな。
催眠と暗示。
これらは、
メッセージを入れる『カプセル』
ザイク博士は
このカプセルのことを
『ギフトラッピング』と呼びます。
そしてメッセージとは、
変化を相手の内側から
呼び起こす意味ある言葉。
クライアントの『ゴール』
でも、ちょっと待ってください。
メッセージも、カプセルも
どちらも大事です。
でも、最も重要なことは、
そのメッセージが込められた
カプセルを相手の人が
どうやったら飲もうと思うか。
『相手に飲む気にさせる』
これが重要だと思うのです。
これをザイク博士は
相手のポジションに合わせる。
『テーラーリング』と
呼んでいます。
では、その重要な
相手のポジションを
どうやって見立てるのでしょう。
それこそまさに
ザイク博士が50年臨床をしてきて、
構築した、アセスメントの仕方。
これがまた
めちゃくちゃ深い。
ザイク博士は
セッションの時にはいつも、
このアセスメントを
ほんの数言葉交わすだけで
あっという間に見立てます。
まさに芸術。
今日はそのやり方を
僕たちに教えてくれました。
博士曰く…
このやり方は、
心理療法家が最も苦手とするもの。
なぜなら、プロとして
相手の心の中…つまり『心理』に
特化した心理療法のテクニックは
イントラパーソナル(個人内)の
変化が研究と技術探究の対象となる。
そして一方、
ザイク博士の見立ては、
個人同士の関係性の経験
=歴史に基づいたもの。
インターパーソナルな特徴だから。
心理学の経験が全くない
営業マンや販売員が、
めちゃめちゃ売れたり、
ファンを作ったりできるのは、
このインターパーソナルの
見立てがすごいから。
今日、そのヒントを
たくさんもらいました。
僕が既に持っている
メタプログラムの知識と
組み合わせると、
とてつもなく面白い、
セッション、販売、
コーチングモデルが
できるなと。
ひとこと言葉を交わしただけで、
その人の関係性のパターンがわかる。
そうすれば
そのパターンに合わせて
言葉を続けることで
相手の人はすんなり心の扉を
開いてウエルカムしてくれる。
そこに変化を生み出す
催眠言語が入るなら…
そりゃ最強ですよね。
だからザイク博士のセッションは
あんなにもすごいんだと。
改めて思いました。
それら全ての基本は、
やはり『催眠言語』を
マスターすること。
エリクソンを短い期間で
モデリングしたN L Pの
フィルターだけでなく、
10年をかけてエリクソンを
探求し続けた研究者たちが
築き上げた間接誘導話法に
催眠言語の重要な鍵が
隠れています。
表面的なスキルではなく、
エリクソンの哲学をも含んだ
催眠言語の本質は、
僕もまだまだ探求していきます。
そしてさらに
ザイク博士という
生きた見本を見せられました。
山ははるかに高い。
そう感じた日曜日の朝練でした。
では!