あなたは新しく何かを学ぶ時…
どんなことに気を付けていますか?
昨日は僕の講座
エブリウェア・メタファー
そして今日はジェフザイク博士の
エヴォカティブ・コーチング、
アドバンスクラスの
それぞれ最終日でした。
僕らにとっての最終日の楽しみ、
それはアンケートです。
講座がどのように役に立ったか、
ということを知ること。
それと、この学びを
どんな場面で使おうとしているのか。
僕たちがこれからどのように
コンテンツを開発していくか、
とても参考になります。
そして何より楽しみなのは、
人が書いた文章を見れる、
ということ。
特にオンラインになってから、
学びのコンテクストで雑談をする、
これが激減しましたので、
人間観察の機会がありません。
だから
アンケートに
書いてくれていることを
読み取って、いろいろと
見立てていくのが
とても楽しみなんです。
もちろん、耳の痛い話や
聞いていて、「なんだこりゃ」…
と意図をつかみ兼ねるものや
単に記入者の自慢話とかもありますが、
それでも
その言葉の中に、
その人が『無意識』に使っている
言葉の構造があるんです。
言葉について語る時にはなにごとも
『無意識のシステム』の観点から
見なければ意味を為しません。
人は言葉を意識的に使います。
そして同時に、
言葉を無意識的に使います。
あなたはほとんどの場合
『何を言うか』を
自分で決めていることを
知っていると思います。
うわごとのように話すわけでもないし
寝言のように自分で気づかず
話しているってこともない。
でも、です。
本当に全て意識的に
話してるのでしょうか?
きっとあなたは
『何を言うか』には
注意は払えても、
『どのように言うか』
についてはさほど注意を払ってない。
というより
これに熟達している人でさえ、
自分の話す言葉を
コントロールするのは、
至難の技なのです。
覚えておいてください。
人は『何を言うか』には
意識的に慣れても、
『どのように言うか』は
意識的ではない。
今、ここにパソコンの
キーボードがあります。
僕はそれを打ちながら
仕事をしています。
何を言うかを決めて、
一応のブラインドタッチで
シャカシャカと打っています。
僕の手は、
何がどこにあるかについては
もはや意識的ではありません。
かつて、
ブラインドタッチを
覚えるまでは、
何がどこにあるのか、を
意識的に学びました。
確か96年ごろ。
北斗の拳をもじった
ブラインドタッチゲームで
正解のキーを押すと、
ケンシロウの『あた!』。
となるゲームで、
ゲームに慣れた最後には、
『あたたたたたたたたたたた!』
と慣れるまで
やっていたことを思い出します。
でも今は無意識に
打つことができます。
意識してたものを
無意識=作業記憶に落とし込む。
まさに行動のプログラミングです。
これも自覚と無意識の観点ですね。
そして最も重要な問い。
この『qwerty配列』については、
疑問に思ったことすらないはず。
元々そうなんだし、そうだ。
と。
考えてみてください。
もしもあなたが
ブラインドタッチを覚えようとして、
北斗の拳…
いや、鬼滅の刃の丹次郎の
ゲームをやりながら
配列を覚えるとします。
毎日、
ここを叩けば、正解、
ここを叩かないと、不正解。
でも、もしあなたが
ゲームをするたびに、
このqwerty配列が変わったら
どうなるでしょうか?
毎日ランダムにキーボードの
配列が変わる…
とてもやりにくいでしょうね。
とても行動のプログラミング
など起きるはずもない。
そうなんです。
僕たちが学習を
進めていくためには、
行動のプログラミングが大事。
そしてもっと大事なことは、
そのプログラミングを
していく上で、基本となっている
情報の処理や配列の仕方は
固定されている必要があるのです。
それがなければ、
我々は世界を安定したものと
捉えられないのです。
つまり学習ができない。
僕たちがコーチングをする時、
誰かに何かを教える時、
必ず知っておくことは、
学ぶプログラムを安定的に動かす
その人独自の心のqwerty配列とは
どんなものか?
それを知る必要があるのです。
その人が良きにつけ、
悪し気につけ、
世界を安定して処理する
その人のqwerty配列を。
これを僕たちは
『メタプログラム』と呼んでいます。
お待たせしました。
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お楽しみに!
では