今日、福岡から帰ってきました。
久々の飛行機。
こんな美しい富士山を見れました。
さて、昨日の話。
僕が主宰している、
スモールビジネスの
起業家たちとのグループコンサル。
そこで、衝撃の報告がありました。
それは…
ひとりの施術家さんが、
常連さんの扱いに困り果ててました。
その常連さん、
見るからにスマート。
会社経営かなにかをされている人。
過去に何度も
来店されているらしいのですが、
その方の口癖。
「本当、私ってバカでしょ?」
ジッと彼を見て、その後、笑う。
施術家の彼は、
いつもその対応に苦慮するそう。
その対応によって、
次回の来院がなくなるんじゃないか、
と毎度内心ドキドキしている。
困り果てた彼が僕に相談したんです。
「そんな場合、
どう対応したら良いのでしょうか?」
馬鹿に見えない自称『バカ』に対して
あなたはどういう対応をするでしょうか?
「具体的には…」
「どういう意味(定義)で…」
「どのようにしてそう分かったのか?」
「どんな場面でそう思うのか?」
そういう質問を
考えたあなたは、
かなりの質問力の使い手ですね。
この問いを使って、
クライアントの認知の歪みを
正していく…
こんなやり方もあるでしょう。
あるいは、
人は「バカ」がつくほど
一生懸命にすることもありますよね。
そうやって、『バカ』という言葉の
肯定的な側面もあることを暗に伝える。
教育的な間接手法もありますよね。
どれも素晴らしいやり方です。
でも、僕は別のやり方をしました。
彼から聞いた、
ジッと目を見て笑う。
そして常連さんということ。
さらにはその施術家さんの人柄。
真面目で一生懸命。
この人なら、
あのやり方が使える。
そう思ったんです。
そのやり方とは…
『ユーモアを使う』です。
どんなユーモアを使ったか…
それは実にくだらない。
聞いたらガッカリする内容です。
それは
「細川たかしの『こころのこり』を
一緒に聴く…」
です。
例のフレーズが出てきたときに、
「〇〇さん、
毎回この言葉を聞くたびに、
どう答えていいか、
困ってたんです。
それでふと…
こう思ったんです。
「この言葉、聞いたことある。」
この曲だ!って。
一緒に聞いてもらえませんか?」
こう伝えたら、その女性は、
「なになに?」
そして一緒に聴いたのだそう。
そしてその曲の冒頭…
「わたしバカよね…
おバカさんよね…」
爆笑だったそう。
そして、
次回の予約をして帰られた。
答えはクライアントにある。
ときに
真面目になりすぎず、
ユーモアを持って応答してみる。
それも勇気の1つですね。
いよいよ明日、
エリクソン催眠の
言語パターンを解析する
ワンコインウェビナーです。
楽しみにしています!