こんにちは、
誰かに何か重要なことを伝えるときに、
批判と受け取られずに、
むしろ、やる気に満ち満ちて受け取られたら
どうでしょう?
この間のメール講座で
この質問をしたら…
大方の反応は…
「そりゃ、いいけど。
そんなん無理でしょ。」
「理想では、ありますが…」と。
そう言われました。
でも…
僕は、出会ったんです。
そんな気にさせてくれる先生に!
その人の名は、ジェフリー・ザイク
あのミルトン・エリクソンの
レガシーを次世代につなぐ、
エリクソン財団の理事長です。
僕のメンター、
スティーブン・ギリガンとならび、
世界的に評価の高い心理療法家です。
ザイク博士のフィードバックは
本当にスゴイ。
よくやる気の出る
フィードバックの仕方として、
『サンドウィッチフィードバック』、
と呼ばれる方法があります。
肯定的なことを伝え、
そして改善点を伝え、
ポジティブで締めくくる。
僕自身、このやり方を
実践してきましたし、
これを教えてきました。
でも、
ポジティブと改善点のギャップが
大きすぎると、どちらの内容も、
相手に響かなくなる。
ザイク先生の言葉は、
びっくりするくらい
シンプルに入ってくる。
大きく褒める。
そして具体的に褒める。
具体的な点を、
あり得ないくらい褒める。
僕の場合は、
こんな感じでした。
KOは、本当にメタファーがスゴイ。
いったいどうやって、
あのメタファーを短い時間で
引き出したんだい?
クライアントのどんなところから、
その種を見つけて、
それをあのような木に
仕上げたんだい?
そんな風に言ってもらえます。
こちらはすっかり気分最高!
そして気がついたら、
今回のセッションで
足りなかったところの
フィードバックになっていました。
そして、
そのフィードバックの伝え方が、
これまたスゴイ。
突然、ザイク博士は、
ミルトン・エリクソンとの
思い出を語り出します。
その思い出の話は、
実は自分に置き換えると、
どのように人は学ぶのか、
そして学ぶ機会がここにある。
「もっと頑張ろう!」…
フィードバックの内容だけでなく、
気持ちまで高めてくれたんです。
そのザイク先生が言います。
『支援には4つの方法がある』
①問題解決
②ゴール達成の支援
③葛藤のサポート
そして第4の方法を聞いた時、
僕はそうなりたい!
強く思いました。
博士がこんな話を聴かせてくれました。
1973年、
ミルトン・エリクソンにあった。
たった一時間の面談で、
人生すべてが変わった気がした。
そして
1985年
あのカール・ロジャーズに会った。
ほんの数時間、
そして数十分の講演を聴いただけ。
でもその後、
自分がまったく違う人間に
なった気がした。
1990年、
「夜と霧」の著者、
ヴィクター・フランクルにあった。
「いつでも、会いに来なさい。」
そう言われた。
自分自身が何か大きくなった気がした。
問題=症状を良くすることも、
目標=ゴールを手に入れること、
葛藤を解消すること。
それらをスキルで関わることもできる。
そして同様に、
コーチ、支援者
その人の存在そのものが、
目の前のクライアントの変化を引き起こす。
あなたと関わるだけで、
ほんの少しの時間、
あなたと言葉を交わすことで、
目の前の人の人生が
大きく好転する。
そんな人に僕もなりたい。
あなたはどうですか?
強い影響を与えられる存在に
では!