いやぁ、達成感ハンパない。
久々新しい講座、
『トランス・アファメーション』
大団円でした。
とっても良かったのは、
「うまくいかない」を言葉にして
教えてくれたこと。
自分一人で悩むより、
相談した方がいい。
問題に思っていることは、
その人が見ている視野の外側にあって、
それがわかれば、
「あ~なるほど」となるのですが、
そもそも視野の外側にあるから、
気づきようが無い。
それが『問題』の真の姿だったりします。
問題とは、外側にあるのではなく、
自分の関わり方にある。
それをよ~く体験させてもらいました。
次回はさらに、
面白くできそうです。
そして、
昨日リアルで参加した20人の
参加者のアファメーションの活用報告が
とっても楽しみです。
アファメーションに限らず、
イメージワークも、
ゴール設定もそうですが、
頭で考える目標やゴールは、
僕たちの体を動かすことはありません。
子供じみた言葉や、
他の人には理解できない内容でも、
頭だけでなく、ハートに、
そして体に振動することで、
行動に移すことができる。
だから、
理性よりも感情。
意識だけでなく無意識の力も活用が
願望実現の最も重要な要素なんです。
アファメーションの権威、
ルー・タイスは、
想像×臨場感=現実
と教えてくれます。
問題は、その臨場感を、
どのように実感できるかです。
今回僕たちが探求したのは、
想像×(臨場感×のめり込み)
=生き生きした現実
です。
心のイメージに、
ありありとした経験言語、
五感を使った言葉で作る臨場感、
そこにさらに
『のめり込み』が加わることで
圧倒的な『体験された現実』を
感じることができるのです。
これが『トランス』=催眠を使う効果です。
催眠の状態を作るには
支援者が、
催眠を「かける」という意識では
うまく行きません。
催眠に「入る」ことを誘う気持ちで
他者と関わることが
クライアントが安全な心理状態で
催眠を体験する基本です。
では、
安全な心理状態を作り出すのは
いったいどうすれば良いのでしょうか?
この方法こそ、
ミルトン・エリクソンが生み出した
心理療法のあり方。
『戦略的』関わりです。
心理療法に関わらず、
どんな人間関係でも当てはまります。
最初から相手の心の奥に
ズバッと切り込んだりしないです。
ビジネスにおける商談でも、
いきなり、「これ、買いませんか?」
にはならない。
男女関係でもそう。
いきなり「お付き合いしませんか?」
みたいにならない。
すべて順序があるんです。
ところが、
コーチング、セラピーもふくめ
対人支援となると、
なぜか多くの人がその手順を失う。
できるだけ早く変化を作ろうとする。
その意味では
巷のマーケティングに
よく見られるキャッチコピー、
たった『○分で』とか
たった「○秒で、相手が心をひらき」とか
正直、噴飯物…
笑っちゃいます。
「そんなことないない」
逆に、
関係性作れない人あるあるです。
恋愛の指南本、
営業の指導書
これらにはそれなりの手順が
書かれていると思います。
でも、
心理療法やコーチングには
セッションのスクリプトや
ステップではなく、
『相手の心理に合わせた流れ』を
教えてくれるものは皆無です。
だからこそ、
エリクソンの戦略性は、
貴重なんです。
あなたに戦略性が身につくと
セッションの質が別物になります。
ぶっちゃけ
感覚でやっていたものが、
「なぜ」そうなるのか、
が理解できると、
自らの力で向上させることが
できるようになります。
そして相手の人の心が
オープンになる。
つまり
あなたのメッセージが
伝わりやすい環境が
意図して作れるようになる。
これは
コーチだけでなく、
コンサル、講師、先生といった
知識やノウハウをアドバイスしたり
提供する人にも絶対に必要な要素です。
この戦略性を学ぶことが
あなたの支援のありようを変えます。
ザイク博士の
『戦略的コミュニケーション』は、
このセッションの流れを作るための
支援者の考え方、ありようを学ぶ講座です。
ぜひ楽しみにしててください。
では!