高校サッカーの指導者達による
暴力事件や言動がきっかけとなって
スポーツコーチのありように
注目が集まっていますね。
あのニュースを見て
僕が期待したのは、
オフィスの前にある
フットサル場に集まる、
スポーツ講師達の罵声、
不明瞭な指示、
子供を『詰める』ような言葉…
これらが激減すると期待したんです。
なぜなら、
聴いてるのも苦しいから。
毎週日曜日になると、
聞こえてきます。
いろんなサッカーチームが来るから
多分同じ人じゃない。
でも、みんな
似たような表現をしています。
人を成長させる指導者は、
選手の課題ポイントを
どのようにしたら伸ばせるか?
本人に認識させ、
それを伸ばそうとモチベートして
そしてその道筋をつける…
つまり
自分ごと
動機付け
ゴール設定、
そしてプロセスの支援です。
それは、
「おい、〇〇、いけ!
何やってんだ、
マジかよ、オィ~」では、
到底辿り着かない。
適切な見立てと
的確なフィードバック。
相手の成長度に合わせた
ゴール設定。
個性に合わせたプロセスの作り方。
これをしなければ、
成長を支援したとは言えないわけです。
そこで重要なのは、
観察力とフィードバックの力。
まさに、イエスセットです。
相手を自分ごとにするには
共有できる課題について
正確に捉えて、
「イエス」を引き出す必要があります。
そのためには、
何を見たか、聞いたか、を
相手と共有できる事実を
観察しておく必要があります。
NLPの開発者である
ジョン・グリンダーは、
イエスセットについて
“観察可能な
クライアントの外部体験“
を基本とすると述べています。
そしてミルトン・エリクソンは、
「観察しなさい!
でもそれを超えてはいけません。」
と言います。
正確なイエスセットとは、
観察した範囲で言葉にすること。
相手の発した言葉や
相手が「行った」行動を描写することで
イエスセットが確実になります。
あなたもぜひ、
観察可能な範囲で、
相手からイエスを取る。
そこから始めてみてはいかがでしょうか?
追伸:
先日公開したYouTube『謝罪の流儀』
https://abfll.biz/brd/archives/naeuio.html?s=277&u=379
すごく学びになると評判です。
よかったら、チャンネル登録して
視聴してみませんか?
では!