昨日お話しした世間話が苦手…の件。
そう。
別に支援者は世間話が苦手でも
全然良いのです、
大切なことは
支援的会話ができれば良いのです。
では、
支援的会話とは何か？
支援的会話は、
相手が私に話すことで
解決したいこと＝結果枠…
この結果枠を時間内に
達成することが、両者のゴールとなります。
つまり相手のゴールが
こちらのゴールです。
つまり支援的会話の場合は、
世間話のように
「何を話すか？」で悩む代わりに
「何が聴こえるか？」に
心を砕きます。
そして大切なことは、
「相手の世界から始める」
です。
相手の話を聞いて、
どのような表現でも良いので、
相手がそれを聞いて、
「はい」
「そうです」
という同意が返ってくるように
言葉を伝え返すこと。
それを何度も繰り返しながら、
相手の心の中にある
物事の捉え方に気づく。
そしてそれを、
相手の結果枠の方向に向けて
捉え方が変わるように
会話を続ける。
それを限られた時間の中で
行っていくのです。
ここでコーチングや
カウンセリングなど
言葉を使って行う支援の
難しさが現れます。
言語的な会話は、
意識的になされます。
でも、
人の捉え方というのは
過去の経験の積み重ねで、
無意識に作られます。
だから自分で
自覚することは難しく、
自覚できても、
それを意志の力で
なんとかするのは
とても難しいのです。
だから僕たちは
言葉の力だけに頼るのではなく、
無意識の力を活用します。
無意識的に作られたものは
意識的に変えることはできない。
だから
催眠という心の状態を活用して
無意識の枠組みを
変えるように、
心の『イメージ』を
結果枠にふさわしいように
作り出すために
言葉を使うのです。
人が変化する。
人生の転機となるきっかけ。
これらはすべて
心の中の『イメージ』が
変わった瞬間に起こります。
アーネスト・ロッシは催眠を、
『創造的瞬間』を生み出すもの。
かつてそう言いました。
変化のための「創造的な瞬間」を
作り出す。
うまくいく会話は、
すべて催眠の要素がある。
それを意図的に作り出せると
良いと思いませんか？
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