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精神論が役に立たないとき

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約3分

先日ジェフ先生からメッセージが。

その内容は、

「日本で最も知られた心理療法家は誰?」

毎度のことですが、
ジェフ先生のメールはいつも1行。

前後背景を読み解くのに苦労します。

これも『学び』と思ってます。

僕はカール・ロジャーズかな?とか

やっぱり
「ミルトン・エリクソンでしょ。」

そう思ったのですが、

読み解くに
どうやら存命の人らしい。

ならば…

ビル・オハンロンとかかな?
もちろん、ジェフ先生自身も。

そんなメールを返信したら、

『日本人のセラピスト』でした。

僕は日本のセラピストのことを
そんなに知っているわけではない。

エリクソンの監訳とか
されている人や、

書籍になっている人は一通り
目を通しているつもりだけど。

エリクソン系以外の人が
最も重要かと言われると
正直返答に困るな、

そう思っていました。

なので、
エリクソンに近いところで
ブリーフセラピーの
森俊夫さんとかかな?

そう思って調べたら、
お亡くなりに
なられているんですね。

知らなかった。

そんな時に
無意識が教えてくれました。

山本五十六の間違いを
指摘した人がいたことを

山本五十六と言えば
連合艦隊司令官
真珠湾攻撃を実行した人。

最終的には元帥で
海軍大将にまで上り詰めた

当時の男の人なら、
誰もが「ああなりたい」
憧れた存在。

しかも、
人材育成の有名な格言

「やってみせ、言って聞かせて
 させてみて、ほめてやらねば
 人は動かじ」

この言葉を引き合いに出して、
支援者の空論を指摘した人がいた。

その人曰く、

支援で精神論を述べたとき、
それがすぐに『筋肉行動』に
結びつかない助言やサポートは
役に立たない。

そういうのです。

それを読んだ時、

我が意をえたり!

そう思いました。

しかも
『行動させる』のではなく、

『行動したくなる』

そんな心の状態を
引き出す支援が大事。

その先生は
そう教えてくました。

日本にもこんな人がいるんだ。

すごく嬉しかったことを
思い出しました。

結局、
ジェフ先生には
この人を紹介することに。

いったい何が起きるのかは
聞いていませんが、

ジェフ先生が
日本の心理療法家
興味を持ってくれている

これはとっても嬉しいことです。

これが広がるといいなと思います。

では!

この記事を書いた人

神 崇仁
しぐさと言葉の専門家 神 崇仁(Takahito Ko)
意識の成長の壁を越えるお手伝い

JR西日本伊勢丹バイヤー、経営企画室でUxと経営を学ぶ
7&i 生活デザイン研究所 チーフディレクター(消費者心理の研究)
2007年からNLP探求を始める(NLPトレーナー)
『砂漠の魔術師』(エリクソンの映画)のアジアプロデューサー
世界的コーチS.ギリガン博士の米国アシスタント
IAGC(国際ジェネラティブチェンジ協会)の日本代表
ハーバード大学R.キーガン博士や
数々のエリクソンのお弟子さんの日本での講座開催を主導
これまで13年、4200時間、6500万円を探究に投資してきた
参加者は『講座づくりの神』と呼ぶ…
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