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実践編:相手と共通の話題がない時…どうしてる? その1 

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約4分

今日はクリスマスイブですね。

今年はどんなイブを過ごす予定ですか?

僕たちは例年変わらず、
社員でパーティ。

今年は僕と同い年の新入り、
川勝通子さんのたっての希望により

チキンの丸焼きを、
ホテルで取り寄せて食する…

普段と違うちょっとだけ贅沢です。

にも関わらず、風邪気味で…

鼻がぐずぐずいってます。

さて、
昨日書いた、
相手と共通の話題がない時の
マインドセット
について

もう読んでくれましたか?

話題がないときは、
相手が本当に話したいかどうか、

それを見極めてからでも十分です。

そして相手が話す気がある!

そうわかったなら。

初めてスキルの出番です。

会話が弾む重要なスキルは3つだけです。

話題なんて関係ありません。

内容ではなく、
どのように聞くか…

これが重要なんです。

一つは非言語、

二つ目は、独り言トークで始める

三つ目は、…です。

昨日のことを
思い出してもらうとわかるのですが、

相手も馴染みがなければ
会話を続けるのに躊躇します。

その時の判断基準は、
まずは表情です。

目線を合わせていて、

笑顔で、

そして明るい声のトーン

つまり

あ、この人は、
私と話す気があって、
話しやすそうだな。

そう感じてもらうことが
会話を継続する上で最も重要です。

これがあれば、
共通の話題がなくても、

なんとか良好なムード
築くことができるのです。

そして良好なムードを築いたら、

次は話題…

この時、やっちゃいけないのは
質問責め

特に『具体的にする』です。

相手の人は話したければ
勝手にディテールを話し始めます。

逆に、
こちらから具体化しようとすると

『根掘り葉掘り』と捉えられてしまいます。

そんな時の必殺技。

それは、『独り言トーク&驚嘆』

例えば、
あなたがコーチングについて
ほとんど知らなかったとします。

知らないのは全然OK。

問題ありません。

むしろ知ったかぶりより遥かに良い。

こんな感じです。

A:神さんはどんなお仕事されてるんですか?

B:あ、コーチングって言ってね…

A:へ~コーチング!
  なんか凄そうですね。

  あ、こんなこと聞いてもいいのかな?
  それってすごく難しいんじゃないですか?

ここでのポイントは、
1.へ~という感嘆、
これは承認と尊重を表します。

2.なんか凄そう…
知らない感と好奇心たっぷりに聞くのです。
相手の「教えたい」情熱を引き出します。

他にも
「まじ!かっこいいな…」なんかも
こういうのも相手の気持ちをそそります。

そして3つ目。

3.こんなこと聞いてもいいのかな?
これを独り言で言います。

これはもう少し踏み込んでも大丈夫ですか?
という、
心理的メッセージを送る高等手段です。

これに似たフレーズで、
「あれ、失礼かしら…」

「これ聞いても大丈夫かしら」

これを目線は下にして
独り言のように言います

ここまでできれば
話題ではなく、雰囲気でいけます。

最後の…は、

ググるです。

当社の社員の堀くんは
めちゃうまいです。

「え、それ知らない…
「スッキリでも聞いたことがない!」

そう言いながら
おもむろに、「調べてみよ~」

スマホでGoogle先生に質問します。

そしてヒットした内容が
どんなものであれ、

「神さんの言ってた〇〇って
こんなことですか?」

そう質問するんです。

こんな形で質問されると、
教えたくて
うずうずしたくなるわけです。

相手から、
「ちょっと違うなぁ…」
「正確にいうとね…」とか

「実際はさ」
なんて言葉が聞こえたら

完全にあなたに
『教えてあげるモード』全開です。

結局のところ、
話題なんて、なんとでもなります。

話題があっても、
こいつとは話したくないわ!

そんなふうに思われたら、
会話は弾まないですよね?

どのように会話するか。

まぁ、今日は
使う場面は少ないかもですが、

ぜひ、あなたも活用してくださいね。

では!

追伸:
今年ほどジョンレノンの
クリスマスの曲が必要な時はないですね。

かの戦地にも
平和のメッセージが届きますように。

世界の為政者に、
他者を思いやる気持ちが芽生えますように。

メリークリスマス。

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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