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やる気のある施術家がしてしまう問診の癖

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約3分

自分のセッション技法と、
問診、質問の技術…どっちが得意?

今日は『施術家の言語学』第6期
最終の実践会でした。

新宿に会場を借りて対面での開催。

大切な仲間と一緒の場で
学べるというのは、
幸せなことですね。

もちろんオンラインでも
深い学びを提供することができますが、

直接会って、関わりをするのは
『場』の持つ力が、

参加者と講師である僕の双方を
触発するので、

質問がよく出るのと、
それに対する実演などの
アイデアが広がるので、

さらに楽しみが広がりますね。

そんな刺激的な中で
質問を受けました。

今日は『問診』の日。

一般的に言って、
施術家さんやお医者さん、

いわゆるその道の専門家と
言われる人は

正直、問診が上手くない。

あ、怒らないでくださいね。

上手くない、というのには、
理由があるからです。

今日、教えてくれた悩み

それは、

問診の結果が『薄っぺらい』

深いところを聞くにはどうしたらいい?

どうやったら『権威性』
 醸し出せるか?

10回以上来店してくれる
 お客様にマンネリを避け、
 やる気になってもらうには?

・あんまり変化がない、
 という患者さんにどう関わったらいい?

こんな感じの質問が出ました。

今日はこれらを5時間かけて
一つずつ対応してきました。

施術家は熱い!

患者さんをなんとか良くしたい

その想いが強すぎて、
力が入りすぎちゃうんですよね。

心にも

体にも

力が入ると、
僕たちの思考は極端に狭くなる。

視野狭窄

英語ではトンネルヴィジョン

他のことが見えなくなる。

そして、
たった一つの道に固執してしまう。

すると何が起きるか…

「クライアントを否定する。」

クライアントに質問して
その答えが、自分の望むことでないと、

「あ、そうじゃなくて。」

相手をこちらの望む方向
強制的に向かわせてしまう。

患者さんが欲しいのは、
問診ではなく、その後の施術。

だから、
都合の良い患者、クライアント』
として施術家さんの会話に仕方なく合わせる。

だって、施術して治して欲しいから。

そして、無意識に決めるんです。

『痛みが消えたら、二度と来ないぞ』と。

今日、言語学の参加者さんが、
教えてくれました。

『僕はそうじゃなくてにかかってました。』

患者さんを治したいあまり、
そうじゃなくて、を連発してたと。

でも、それに気づいた彼は、

「患者さんを否定しない。」

そう決めました。

そのために、何ができるか…

それは『力を抜く』でした。

あなたも、支援の場において、
良くしたいが故に、

自分自身に
力を入れすぎていませんか?

セッションを始める前に、
上半身の力を抜いてみてください。

違う視点が見えてくるかもですよ。

では!

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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