セミナーって催眠?~あなたはどう思いますか?
さて今日、
ある有名なコンサルさんと
お話をしてて、
こんなことを聞かれました。
「催眠とセミナーって
どうもつながらないんです。」
その人は僕らとは違う、
とある業界のトップコンサルさん。
言語化のプロと自称されています。
その人が「つながらない」と
おっしゃるわけです。
む、それは僕の言語化の危機!
そう思って
一生懸命説明しました。
簡単にいうと、
とある心理的状態を作る、
という意味では全く同じなんです。
『注意集中が狭められた状態』
を作る。
これが共通の目的です。
もちろん、
催眠セッションには
クライアントのゴールを達成する
という高貴な目的があります。
ですが、
ゴールを達成するというのは、
セッションの目的であって、
催眠の目的ではない。
セミナーには、
こちらが伝えたいことを
相手に過不足なく受け取ってもらう。
という実利的な目的があります。
こちらが伝えたいことを
受け取ってもらう…には
クライアントが
『ある状態』に入る必要がある。
その状態が『トランス』という状態。
注意集中が狭められた状態です。
さらには、
トランスという心の状態によって
その集中した対象が、
劇的に『増幅』されて
その人の心の中に広がる。
そういう効果があります。
催眠はクライアントが
ゴールを達成するために
必要なリソースを
自分の中から発見するために
自分のリソースだけに注意を払い、
クライアントの
『変化』や『未来』のイメージを
増幅させるために、
トランス状態を活用する。
セミナーは、あなたが伝えたい
メッセージを聴衆がしっかりと
受け取って、さらにその先…
セミナーを超えて行動を起こす。
そのために『変化』に
注意集中を狭めて、
『可能性』や『未来』のイメージを
増幅させるために
トランス状態を引き起こす。
セッションではクライアントが
眠っているように見える状態、
セミナーでは聴衆が、目を輝かせ
活き活きとした状態になる。
目に見える状態は違えど、
どちらも『トランス状態』です。
では、どうやって
その状態を作るのか?
一対一のセッションならまだしも、
一対多のセミナーで、
いったいどうやって
トランス状態を作るのか?
そのキーワードは『言葉』です。
言語化を専門にしている
コンサルさんも思わず
「それ、すごく面白そうですね!」
と膝を打ったのが言葉の選び方。
使い方と言っても、
情熱の言葉とか愛ある言葉とか
言葉の内容ではありません。
『情報粒度』(じょうほうりゅうど)
言葉の抽象性です。
いわゆる『催眠言語』と
僕たちが呼んでいる言葉の選び方。
これはあなたが
催眠という言葉に感じる、
魔術的、神秘的なものではなく、
言語学的、心理学的なものです。
実は催眠言語には、
日常会話に不可欠な4つの要素を
あえて欠けさせるという
選択的な言葉をもとにした
戦略的な会話がなされるのです。
明日は、
その4つの要素とは何か?
について詳しくお伝えしますね。
追伸:
ぼちぼちラインへの誘導は
一旦終了します。
ほんと、
僕の15年間が凝縮された
セミナーのコツを伝えてるので
ラインを見てほしいなぁ…
そう思ってるのですが。
追伸2:
来月のマンスリーウェビナーは、
4月19日(水)
なんと次回は、
催眠セッションの構造解説です!
これはセッションしている
コーチやヒプノセラピストは
必見ですぞ!
近日中に募集が始まります!