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ちょっと空っぽ…

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約5分

最近ラパちゃんが、
マウンティングするんですよね…

空っぽ…
完全に空っぽです。

昨日、一昨日と
僕にとって初めての試み、

『売れ続けるフロントセミナー構築』
2日間無料セミナーでした。

そして今日、感動心理マスタリー
説明会が2回…

喋りすぎました

人は話し過ぎると、
アウトプットすることがなくなる。

というか、
何を話したらよいか

何を書いたら良いのか、

すっかりわからなくなります。

でも、そんな時でも、
僕のメルマガを
楽しみにしてくれる人がいる

だから、時に20分、
そして今日は1時間ほど、
机の上で奮闘するのですが、

そんな時役に立つのは…

———————
あなたは
マウントされたことありますか?

———————

“マウント“とは、
力を誇示する態度のこと。

私はあなたよりも優れている

とか

私はあなたよりも成功している

それを直接いう代わりに、
間接的比較した言い回し

相手に「ない」を感じさせる質問
をすることで

相手の自己肯定感を
著しく下げる方法です。

マウンティングする奴は、
低俗だとか、
人間がなってないとか

そういうことを思う人も
いるかもしれません。

でも、不思議なことに、
ほとんどの場合、

マウントしてやろう!

と意識して行うことよりも、
無自覚におこなっていることの方が
多いようです。

ウィル・ストーという
有名なジャーナリストが

『マウンティング』
について調べています。

面白いのが、
人間には、3つのゲーム
無意識的に行う傾向がある。

という考えです。

—————-
3つのゲーム
—————–

全ての人間に備わった
3つの能力を、
競い合うゲームがある。

ストーはそういうんです。

その3つとは…

支配

美徳

成功

です。

これらは全て

“ステータス・ゲーム”

地位の競争です。

これを誇示することで、
『ステータス』が得られた。

これは、
一昔前に流行った…

フレデリック・ラルー
ティール組織などの
ベースになる考え方とも一致します。

クレア・グレイブス博士
らせんモデル…

それに続く、ドン・ベック
スパイラルダイナミクス

そこに描かれているのは
まさにこの世界。

人を『力で支配する』

狩猟社会のレベルにおいては、

人は敵…

自分の命、配偶者、獲物が
いつ奪われるかわからない。

そんな中で生活していたわけです。

僕たちの体の中には、
その時代の文化的DNAが残っている。

そして農耕社会になって、

人に役割が与えられた。

そして生き残る
という目的のために

一人ではなく協力して活動する。

それを目指すときに、
新たなゲームが発動します。

“暴力を使わない
ステータスゲーム“

—————-
名声ゲーム
—————–

あの人はすごい…
そう思われることが、

暴力をつかわずに、
ステータスを得ることができる。

そのために2つのやり方がある。

ストーは言います。

『美徳』『成功』

他者のために貢献する。
あるいは、自分の成功を誇示する。

集団のために生きる社会では
暴力的なアルファオスは敬遠され
追放されるか、殺されたりします。

代わりに、『徳』を示すことで
ステイタスを獲得する

集団に利益にかなう信念を持ち、
それを行動で表す。

ストーは、
現代社会においても、
『競争的利他主義』として

慈善事業に寄付する行動などが

「名声を一気に上げたように
 他人の目に映る」ことが
研究で明らかになったと述べています。

もちろん、
成功を直接的に見せるやり方もあります。

暴力で自分を誇示する代わりに
『経済的』な成功という形で
ステータスがあると思われる。

暴力が伴う支配ゲームと異なり、
美徳ゲーム成功ゲームは、
異なる能力を発達させました。

『他者の評判で生きる』

です。

では
そもそもなぜ、
ステータスゲームが存在するのか。

それは『生き残り』の可能性です。

ステータス
=地位が高ければ高いほど

いざという時の
生き残り確率が増える。

それは意識で
行うものではなく、
我々の本能で行うこと。

今、社会が分断され、
経済的な先行きが
不透明に感じられます。

ひょっとしたら我々は、
知らず知らずの相手に
生き残りの危機を感じているのかも。

ひょっとしたら、
『マウントする人』の本能も

生き残りに必死なのかも…

僕が
マーケティングセミナーの一つ

『売れるセミナー構築術』
開催するのも、

ひょっとしたら
このステータスゲーム
無意識に発動したのかも。

そうだとしても、

コンテンツを作ってきた
僕の話なら、
素直に聞ける。

そう言ってくれたお客さんが
たくさんいることを
大切にしながら、

無意識のステータスゲーム
続けていこう…

空っぽの僕がそう言ってます。

では!

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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