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即時ラポールを築くのは傾聴ではなく“催眠力“

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約4分

Q:最短20秒ラポール作れる?

「全然自分のこと分かってないな。」

今日、改めてそう思いました。

あ、自己否定ではなく。

自分のセッションで、
意識的でないことや、

思い出せないこと
いっぱいあるなと

今日は4月の
マンスリーウェビナーでした。

180人のお申し込みで、
100人を超える人が来てくれました。

エリクソン催眠という
ニッチなジャンル。

でも、蓋を開けると
めちゃホットなセミナーでした。

ここのところ、
仕事が追いついてません。

まさに、“自転車操業”

だから、
今日のマンスリーは、
今日から作ります。

実際は、明日行われる
北野さんとの『感動心理』

ファイナルセミナーの
打ち合わせなどもあり、

終わるかな?

と焦りましたが、
無事、ホットに終えました。

セッションが
どんどん完成されてきた。

今日、自分で解説するために
自分のセッションを見てて、

そう感じました。

セッションは、
強い集中リラックス状態に入るので、

通常の意識とは違う。

いわば『フロー』の状態です。

だから
トランス状態のようなもので、
終わってから通常意識では
思い出せないんです。

トランス状態での学びは、
『状態依存学習』と言われて、

トランス状態に戻らないと思い出せない

なので、自分がしたとはいえ、
ほとんど覚えていないのです。

改めてセッションを見ると、
自分でも驚くことが多いです。

自分のセッションを見て学びになる。

おかしなものです。

セッション中、
いったいどこを見てるのか?

多くの人が興味を持ちます。

セッションのゴールは、
いったいいつ決めるのか?

クライアントへの介入
どうするのかいつ決めるのか?

不思議に思われます。

でも、『その場』なんです。

どこに進んだらいいのか?

それは僕が決めるのではなく、
クライアントが決める。

クライアントの意識ではなく、
クライアントの無意識

僕に教えてくれるんです。

『非言語』を通じて。

例えば、
「あるいは」という
単一選択を要求する

接続詞をつけて
3つのことを話したとします。

未来の希望、

あるいは、
過去の経験の癒し

あるいは、
現在の感情の解放…

こう伝えた時、
クライアントでさえ気づかない、

非言語の反応があったりする。

過去の経験…と言った時だけ
「うん」と声を出して頷いたりする。

そして人間って動物なんだなと。

哺乳類的なつながり感を感じると
自然とラポールができます。

「何でわかるの?」

非言語の同調運動が起きるから。

例えば、今日のセッション解説。

何度も、クライアントが
コーチである僕の動きに
同調した非言語を行う。

手を上げたら、手を上げる。

姿勢を伸ばしたら、
姿勢を伸ばす…

これ、まさに催眠の父
フランツ・アントンメスメル
行ったとされる、

感応反応=ラポールです。

NLPのミラーリングは、
これを引き起こそうと、

逆のことを意識的に行います。

クライアントの動きに同調する。

これでは、
ラポールは生まれません。

動きがラポールを産むのではなく、
ラポールの結果が同調の動きだから。

そのためには先に、
別のことが起きておく必要があります。

今日の解説したセッションでは、
20秒の間に、この感応が起きました。

つまり、開始直後に
ラポール形成がされていた。

ここはとても重要なポイントです。

いったいなぜ、
それが可能になるのか?

僕がやっていることは一つ。

セッションの始まりを意識する。

「クライアントに全集中で行く!」

そういうマントラを唱えること。

これこそが
エリクソン催眠の奥義

ではありませんが、

体の不自由なエリクソンが、
好んで使った始め方。

これはスティーブも、ジェフも、

同じように使います。

もちろん僕も。

5月20日に開催する
ワンデー講座

『日常で使える!』
催眠言語パターン速習講座

のなかでは、

効果的にあのマントラ
響くやり方をお伝えします。

5月のマンスリーウェビナーは、
近々発表しますが、
何がいいかなぁ~

誰かアイデアください!

では

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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