神崇仁 公式サイト

コーチングとセールスの学びかたの決定的な違い 

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約4分

昨夜はトランスコーチ
5日間集中ワークショップ

2日目~~

『傾聴の限界について』です。

今年の8月に舞浜で
1時間のプレゼンテーションをしました。

その時に、本当に久々に
スライドをほとんど使わない

フリートークをしたんです。

それ以来、スライドがあっても
自分の気持ちの赴くまま

これまで以上に言葉が溢れる感じが
強くなりました。

ほとんどセッションの感覚です。

特に今日のような
参加者の意欲の高いセミナーは、
チャットが盛り上がるので、

そこで目につく言葉をきっかけに
自分の内側から流れるように言葉が生まれる

やっていてとても楽しい瞬間です。

今日はそれに加えて、
刺激になることが…

それは仲間がいること。

今日は木瀬くんトトさん

二人の探求仲間であるアシスタントが
今日のテーマ、傾聴について
触発されることを言葉にしてくれる

トトさんの過去の経験…

自分がして欲しくないところに
勇気づけをされた…

『勇気づけ』

僕はこの言葉が嫌いです。

まるで相手に
勇気がないかのよう

こちらが相手に与えられる
勇気を持ってるかのよう

本当はそうじゃないのかもしれない。

でも、

『外側から与える』

ことを当たり前と思って
無自覚に使っている人が

外側から与える以外の
関わりをできるわけがない。

だって
無自覚に言葉を使う人が、
自覚して言葉を使えないでしょう。

そう思うわけです。

だからトトさんの経験は
ありうるなと。

トトさんが葛藤を持っていた時、

彼にとって(外部の人からは)
否定的に映る部分を取り去るために、

社会的に価値がある、
と思われている
ポジティブな世界観を応援する。

「独立したいけど、できない…」

そう言われたら、
その「できない」取り去り

「独立したい」の側を応援する。

でも、クライアントが本当に
ポジティブの側に進み出すには、

その否定的に映る側こそ、
肩入れすることが重要…

「神さんは両方を応援してくれました。」

トトさんにそう言われました。

「ここまでの話を聞いて、
 なんでそういうことがわかるんだ?」

そういう聴き方が、すごいと思った。

木瀬くんはそう教えてくれました。

もちろん、そこにはルーツがあります。

よくある、僕の悪戦苦闘ののちに
見出したスペシャルな技術…

なんてことはない。

エリクソン、ロジャーズ

そしてギリガン、ザイク…

そういう真剣誠実
他者の支援を探求してきた先人から学ぶ。

その先人の肩に乗っかって、
探求の時間を短縮してきました。

僕の発見ではない。

先人が開発してきたものを
深く学ぶことで、

実践を重ねたことで
その片鱗を身につけることができた。

それを活用することで
多くの人の役に立つことができる。

支援をする人にとって
最も価値があるのは

『モデルがいる』

傾聴~傾聴~と声高にいう人。

勇気づけと主張する人。

彼らに本当のモデル
いるのだろうか?

乗りたい、と思える巨人の存在が、
僕たちを謙虚にし、

探求への気持ちを高め

結果誰かの幸せに寄与する。

とても素敵な循環だと思う。

一方で…

セールスをしてると、
絶対にやっちゃいけないことは…

巨人の肩に乗ること

すごいセールスをする人、の
やり方を真似ること…

実はこれが一番上手くいかない。

そして残念なことに、

セールスをセールスする人の
ほとんどが、

自分はすごい売れる人だったりする。

少なくとも、
自分ではそう思っている人なんです。

この人から学ぶと、最悪になります。

残念な結果になるんです。

続きはまた別の機会に…

では!

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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