急なんですが、
本日6日(日)20時から…
心理療法界でフロイドと並んで
もっとも影響力のある巨匠。
それまではずっと立場が
固定されていた。
治療者は上、患者は下。
能力と技術のある精神科医が
無能でなす術のない
“弱者”である患者の話を聞いて
それを“解釈”して、
患者に何が起きてるかを分析する。
そういう上下関係。
支援を求める人は“無能“。
そんな関係性を
ひっくり返した人。
自分のところに来る人を
『患者』…何かを患っている人、
ではなく、
問題解決を望む人としての
『クライエント』
…継続的に関係がある依頼人
上下ではなく、対等の関係を主張した人。
1957年に提唱した対人支援の原則は、
70年近くが経とうとしている現在も
多くの支援者のモデルとなっている。
✔️一致
✔️共感的理解
✔️無条件の肯定的関心
いわゆる
寄り添い…
共感…
そして傾聴…
これらの概念を実践し、
指示しない心理療法として
これまでの心理の世界をひっくり返した。
今や、心理療法だけでなく、
ありとあらゆる対人支援、
コミュニケーションにまで
敷衍されて発展してきた。
その人の名は
“カール・ロジャーズ“
残念なことに
ロジャーズが提唱したことは、
時と共にどんどん
違った方向に流れて行きました。
非指示的療法という
ロジャーズが提唱する方法に基づいた
セッションの中で
共感的理解を示すために行われた
『聴く』という行動が、
積極的な聴き方＝傾聴として
独り歩きし始めました。
世界中に
『聴く』に群がる人たちが。
聴くビジネスを展開していったんです。
僕はこの人たちを
揶揄する意図を持って
『傾聴マフイア』と呼んでいます。
この人たちはこう言い始めたんです。
『聴く』を９割にする
『アドバイスは禁止』
『目を見て頷きと相槌をする』
『相手の言ったことを繰り返す』
NLPを学び始めた頃、
僕もそうとは知らず、
そのお片棒を
担いでいた時期がありました。
でも、実際はそうじゃなかった。
2010年、
偉大な催眠療法家である
ミルトン・エリクソンの
『催眠の芸術』を観た時
驚いた。
僕がNLPで
学んできたこととは
まったく違う態度があった。
エリクソン、
うなずいてないやん！！
で、ほとんど聴いてないやん！
催眠療法による暗示、
つまり伝え方について有名な
エリクソンですが、
実際は関係構築の天才でした。
最小限の情報をもとに、
催眠を始め、
催眠の最中に引き出した
情報を活用して
変化に応用していった。
そこには僕が知っているものとは
全然違う聴き方があった。
さらに翌年、
スティーブに出会って、
彼のセッションを目の当たりにした。
さらに驚きは増した！
エリクソンとおんなじ聴き方。
その後、僕自身が、
スティーブ先生の『聴く』を体験した。
聴いてもらっている間に
目の周りがぼんやり
霞がかかったようになり、
彼の目に釘付けになった。
短い時間での
『聴いてもらう』経験でしたが
僕にとってはこれまでのやり方が
吹っ飛んだ経験でした。
その後セッションするたびに
その効果が実感された…
専門家たちには
受け入れられませんでしたが…
でも2019年、
ジェフ先生とのセッション
でも同じ聴き方を体験し、
そして2020年ついに
本物に出会えた。
あの
カールロジャーズの動画を
観る機会を、ジェフ先生にいただいたんです。
そこで観たのは…
エリクソンと同じ聴き方。
僕が経験した
白い霞がかかる経験…
クライアントの世界に没入した
ロジャーズのありように、
きっとクライアントは、
『受け入れられている』
と安心と信頼感を持ったはず。
ジェフ先生から頂いた
DVDを何度も見て、
ロジャーズのありようを
モデルし続けるごとに、
僕自身の聴き方も
それに
近いものになっていった。
クライアントの反応が
それを教えてくれました。
2023年のマスタークラスでは、
ジェフ先生からも、
「あなたのクライアントへの
尊重の態度は卓越している。
いったいどこでそれを
学んだのですか？」
と聞かれるまでに。
「ジェフ先生からです。」
そう言ったら笑ってました。
あなたもクライアントが
「わかったもらえた」
「聴いてもらえた」
と感動するありようと
聴き方を知りたくありませんか？
ついに今年4月。
エリクソン財団と契約に
こぎつけたんです。
カール・ロジャーズ
伝説の公開セッション。
亡くなる14ヶ月前に行われた
心理療法の世界大会での
セッションの模様を撮影した映像。
カール・ロジャーズ
『傾聴の芸術』
日本で初めて公開です。
しかも字幕付きで。
まずはメルマガとLINEでテスト販売を
しようと思います。
テスト販売なので、
『数量限定』
『特別価格』
での販売です。
明日20時に
詳細を公開します。
ぜひ楽しみにしててください。
では！
