トランスコーチの
ホットシートでした。
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背景を知らないクライアント。
その場で立候補してもらって
30〜40分のセッションで
一つの形を見せる。
毎回が僕にとっても
素晴らしいありようを磨くチャンス。
スキル向上のタイミングです。
今日は嬉しい報告が。
ホットシートは毎回
前回のクライアントの
レポートから始まります。
そこで2ヶ月前に
セッションした人の
すごい変化が。
引きこもりしていた子供が
学校に行き出した。
パートナーに奇跡が起きた!
すごいことです。
そしてこれらの価値ある変化は
僕が起こしたことじゃない。
クライアントの女性が
意図的に何かを起こしたわけじゃない。
でも、彼女曰く、
彼女の中で
セッションを受けた後、
起き始めた自分の変化。
そして課題を続ける中で起きる
自分自身の捉え方の変化。
それが影響を与えてる。
家族という『システム』
彼女もそのシステムの一つ。
それが変化を起こすと、
その影響は他のシステムにも及ぶ。
変化を生み出した
彼女の勇気には敬服します。
かつて
エリクソンの学びを始めた頃、
彼のセッションのありようや
催眠技法の天才性は
すごいなぁと思うのですが、
それよりも
なんでそうなるの?って
疑問だらけだったのが、
なんでクライアントは皆
エリクソンのいうことを
きちんと聞いて、
課題を遂行するのか?
という疑問。
スコウピークという
山に登ったり、
毎日苦行をしたり…
疑問でならなかった。
いったいエリクソンの
何がそうさせてるのか?
記録にない部分での暗示?
催眠の中での後催眠暗示?
そう思ってました。
でも…
今多くのセッションを
重ねてきて、
多くの課題を出してきて
わかったこと。
それは…
クライアントのモチベーション。
別の言い方をすると、
“変化への好奇心“
それを
セッションの外側に
持ち出すために
僕たちがどう関わるか。
つまり
日常にどのように
セッションの変化の実感を
持ち込むか。
それが結果の違いを生む。
それがわかりました。
単なるコーチング、
カウンセリング、
心理療法とは違う…
すごいセッションでも
手が届かないもの…
クライアントの日常に
どのように影響を与えるか。
その視点と方法。
今日、気づいたんです。
あ〜これが
ユーティライゼーションの真髄。
これからまだまだ探求が続きます。
では!