今日セミナーをやりました。
『8割傾聴では絶対にうまくいかない理由』
傾聴という
支援において神聖視された
振る舞いについて
常識とは異なる見方を提供するセミナーでした。
そのリサーチの最中、
ハーバードビジネスレビューの
記事の中に
興味深いものを見つけました。
マネージャー3500人を
対象にした研究で、
『聞き上手』を特定しました。
360度評価と行動記録からです。
そこから5%,175人の
『聞き上手』の
4つの特徴がわかりました。
それはとても興味深いものでした。
1.適切な質問ができる
2.話手に信頼を持たれる
3.より良い伝え方ができる
4.受け入れやすい提案ができる
でした。
あなたはどう感じましたか?
僕はこれを見て驚きました。
だって聞き上手ですよ。
聞き上手なら、
もっと別の行動特性が
あっても良いと思うのです。
相手の発話を明確に識別できる
とか…
発話の非言語を検知できる
とか…
声のトーンに含まれた
微妙な差異を聞き分けられる
とか…
でも、聞く能力ではなく、
伝える(表現する)能力が
上位4つの特徴だった。
これは意味のあることです。
つまり、
聞き上手なんて
存在しないってことです。
聴くことだけが
上手な人はいない。
コミュニケーションが
上手な人は聴くも伝えるも上手。
聞くと伝えるは、
コミュニケーションの両輪。
その両方が必要だ
ということです。
そしてこの能力は
どちらも鍛えることができる。
聴くも伝えるも。
そして
どちらか一方が上達すれば
もう一方の質も上がる。
だから始めるなら
上達の度合いがわかる方がいい。
だから
僕は伝え方から始めました。
無意識に届く伝え方。
聴く質を上げて、
無意識に届く伝え方で
変化を起こす。
『変化を生む言葉のアルケミー』
楽しみにしててください!
では!