『コーチング4.0』レター 第31話

「分かってもらえた」を作る3つのポイント


おはようございます。神 崇仁です。

アンコール開催を決めた
『コーチング4.0』

あなたはもうチェックしていただけたでしょうか?

https://trance-coach.hypno-mentoring.com/p/kwNOxD8soANB?ftid=pGI50uqCBLpf

ちなみに、あなたはAIに
「分かってもらえている」と
思ったことってありませんか?

いろんなところで聞くのが、
AIにすごく癒やされたとか、
愚痴を聞いてもらえたとか、

仕事終わりに
今日あった出来事を話しているとか、
悩み事を相談しているとか、

果ては「AIに恋している」
なんて話まで。

すごいですよね。

そういう話を
本当によく耳にします。

でも、AIと言っても
別に顔があるわけでもないし、
そもそも男前でも美人でもない。

ただの機械に向かって
喋っているだけです。

相手が聞いてくれているかどうかも
分からないというか、
機械だから実際には聞いていません。

例えば僕の場合、
これを音声で入力しているから、

マイクの電気信号を
コンピューター言語に翻訳したものが
読み込まれているだけです。

あるいはキーボードで
入力された情報を変換しているだけで、
話を聞いてくれているわけじゃない。

それなのに
「聞いてもらえた」と感じてしまう。

これってすごいことだと
思いませんか?

実はこれが、
まさに世に言う「傾聴」というものの
落とし穴なんです。

なぜ落とし穴かというと、
傾聴って「聞く、聞く」と
言うじゃないですか。

例えば僕がよく揶揄する
「9割聞け」とか、
「寄り添って聞け」とか、

とにかく「聞く」が
重要だと言われます。

でも、考えてみてください。

それらって行動の主体が全部
「支援者(こっち側)」なんですよ。

「聞く」という行為の主体ばかりに
目が向いているけれど、

本当に大事なのは、極論を言えば
「別に聞いてくれなくたっていい」
ということなんです。

どういうことかというと、
例えばAIは
別に聞いてくれてなんかいませんよね。

機械ですから。

僕が今こうやって喋っているのも、
パソコンに向かって
喋っているだけです。

それでも、返ってきたものを見て
「うわ、分かってもらえた」と
感じている現実があるわけです。

つまり、
「聞いたか聞いていないか」が
重要なのではありません。

何らかの情報の反映
(リフレクションやフィードバックなど、
呼び方は何でもいいですが)、

返ってきたものを見て、聞いて、感じて、
初めて「この人は分かってくれている」と
思えるんです。

だから、
「聞く」という行為そのものが
重要なのではなく、

「聞いてもらえた」
「分かってもらえた」と
感じさせるアクションそのものが
大事なんです。

にもかかわらず、
一生懸命聞く技術や傾聴を
教えている人がいるんだけれども、

本当に重要なのはクライアント側、
相手側にどのような反応が起きるか
なんです。

だから重要なことは、
聞いたか聞いてないかでは
ありません。

相手の人が「分かってもらえた」
「聞いてもらえた」と思うために、
一体こちらが
どんなアクションをしているのか。

そしてそのアクションの
クオリティはどういうものなのか。

そのクオリティを
もっと成長させるためには
どうしたらいいのか、

というクオリティの基準を
調べていくことが
重要になってくるわけです。

だから僕は、
「聴く」というものを
新しい形で提唱しているんです。

積極的にアクションとして「聴く」
というのは、

ただ耳に情報を
入れているということでは
ありません。

今ここで起きていることを
聴きながら観察し、

話している内容や
さまざまなものと、
今ここで起きていることを
照らし合わせて
一つの仮説を立てる。

それが合っているかどうか、
あるいはそれによって
さらにどこに進めたいか
ということを考えて、

その手がかりとなる言葉を
クライアントに渡すんですね。

これのことを「伝え返し」と
言いますが、

この「聴く」「見る」「伝え返す」
という3つのポイントが、
「分かってもらえた」を作るんです。

聴くだけじゃないんです。

「聞く」ということを
重要にしている人たちというのは、

やっぱり聞いたり
質問したりすることばかり
考えてしまうんだけども、

本当に重要なことというのは、
何を伝え返したか、

そしてどのような意図を持って
伝え返したかによって、

クライアントが感じるものが
変わってくるということです。

「聞く」をやめようと
言うんじゃなくて、

「聞いてます」という
こっち側の態度だけを
重要視するんじゃなくて、

どのような態度やあり方で向き合い、
振る舞いとして反映させれば

相手の人は「分かってもらえた」と
思うか、

これを考えて
行動する必要がある。

今日はね、
そういうことを伝えたいなと
思ったんです。

ぜひ明日から
そうやってみてください。

あなたはどう思いますか?

神 崇仁(こう たかひと)/このページはメールでお届けした文章です。