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エリクソンが教えたリーダーの育て方

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約4分

ジェフは引退したドロボウで僕はその弟子
ということに気付かされました。

今日も台湾でのマスタークラス。

そうそう、ビッグニュースが。

昨日のセッションを見て、
台湾での登壇をオファーされました!!

多分ウェビナーになるけど、
うれし~。

世界初進出です!!

さて、今日はマスタークラスで
ジェフ先生のクライアントになりました。

本当に貴重な機会

東京では、主催者の顔が強すぎて、
自分のことをオープンにできませんでした。

「自分の脆さを開く機会が
 ここにあるのに、
 出さないなんて勿体無いですね。」

ジェフにそう言われましたが、
勇気がありませんでした。

だから、ここ台湾では、
全力で出すぞ!!

そしてジェフに
催眠セッションしてもらうぞ~~

そんな意気込みで始めたのですが…

結果は…

介入らしき介入はナシ

催眠はおろか、
エヴォカティブなワークも
全くありませんでした。

いやいや、
葛藤用意してるのよ 僕は!

そう思ってひたすら
その部分について話しましたが、

願いは叶わず…

先生はお見通しなんだな。

セッションは、
何をして欲しいか、ではない。

何をしたら価値があるか。

だから。

ジェフ先生は、
僕にずっと兄弟のように
接してくれました。

実際、
私はあなたのお兄さんとして
話しますけどね。

あなたの父親として…

あなたがしてきたことを
先にしてきた先輩として
あなたに伝えるとしたら…

一度も“セラピスト“は出てきませんでした。

でも、兄貴としてひとこと言うと、
限られたエネルギーのうちの、
随分多くのものを、

自分の望まない方向に使っているんだね。

僕の恐れは、

「気を許せば、僕に取って代わる人が現れる」

でした。

「あなたはすでに私から見て、
 唯一無二の存在で、
 それはあなたの国だけでなく、
 この場においてもたくさんの人を
 魅了していることに気づいて、
 自分のしていることを
 広めていく代わりに
 まだ起きてもいない、
 手に入れてもいない宝を、
 奪われることにエネルギーを使う…
 随分と勿体無いことをしていますね。」

そして第1回エリクソン会議の
出来事について、語り始めました。

「ミルトン・エリクソンの偉業を
 世界に広める会議を33歳の時に
 開催すると決めて、
 その準備をしているときに、

 エリクソン先生に聞いたんです。」

「どうやったら先生のような
 ステージに行けるのでしょうか?」

「どうやったらこんな僕でも
 他の人とは違う、抜きん出たリーダーに
 なれるのでしょうか?」

「タカヒト、エリクソン先生は
 何て言ったと思いますか?」

僕は答えを知っています。

本でも何回も読んだし、

博士からも4回くらい聞いている。

実際、東京のセッションでも
同じストーリーを聞いたんです。

ところが…

今回、聞こえてきたものは同じでも、

僕の中に生まれてきたものは
全く違うものだった。

たくさんのことを
必要としている仲間にシェアしよう。

仲間のためだけでなく、
僕自身が次のステージに向かうために。

ジェフは、鉄板ストーリーの中で
エリクソンがジェフに伝えたことを

僕に教えてくれました。

まるで、
ジェフがあの時のエリクソンで、
僕があの時のヤングジェフのように。

『リーダーになりなさい。』

「どうしたら?」

「たくさんの人を引き上げるのです。」

「今のあなたの場所に、
 多くの人を引き上げるのです。
 それが卓越したリーダーのすることです。」

エリクソンがジェフに語ったことでした。

そして今もジェフは
たくさんの人をインスパイアし続けています。

「あなたが何かを奪われたなら…
 それは素晴らしい証。
 
 私は引退したドロボウですから、
 私がエリクソンから盗んだものを、
 喜んで差し上げますよ。
 あなたのお兄さんとして。」

僕らは誰かからアイデアを盗んでる

笑えてきました。

それと同時に、

鬼平犯科帳でもあるように、

盗人でも、周到に準備をして
誰も傷つけず、
金満商人の蔵を空っぽにする
芸術的な盗賊の頭目もいれば、

何の準備もせず、人を殺めて犯す
荒っぽいやり方で、
無理やり人から奪っていく、

急ぎばたらきの悪人もいる。

そんなことを思い出しました。

同じ盗人なら、
芸術的な盗賊の頭目でいたいものですね。

では!

*これはメタファーです。
くれぐれも、字義通り取らないでね。
犯罪を礼賛しているわけではないですから。

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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