神崇仁 公式サイト

ゴミのポイ捨てを72%減らす方法

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約4分

最近、人の観察が過ぎてしまい、
やりたくない『トーン』が聞こえすぎて困る日々です…

昨日、
ホワイトデーのギフトを買いに
伊勢丹に行ってきました。

すんごい人…

それはまぁ、伊勢丹だし…

でも、

夕方の食品フロアなのに、

なんか異様な雰囲気が!

男!

男!

男!

あっちをみても、

こっちをみても

メンズだらけです。

しかも、すごい行列…

これは…ムリやろ…

一気に購入意欲が下がります…

「いやいや、
 モチベーションあげましょうよ!

 バレンタインデーの時の
 女子も同じですよ。」

そういう叱咤激励を受けて、
なんとかゲットして帰ろう…

そう思って周りを見渡すと…

あることに気づきました。

僕はあまり人と同じ行動をしない、
そう思っていますが、

実際は違う…ことに気づいたんです。

周りと同じ
行動をしてる自分がいた…
んです。

アメリカのある行政府で
溢れる街のゴミのポイ捨てを無くそうと

キャンペーンのコピー
考えました。

「ゴミを捨てないで、
 町をきれいにするのは市民の義務です」

こんな内容の広告を
大枚叩いて宣伝しました…

が…

一向に効果が出ません

みんながゴミを捨ててるんだ、
自分一人くらいいいだろう。

そんな気持ちだったのか?

違います。

その地域の民族性
答えがありました。

答えは独立心

そもそも、俺たちは
お上に『義務だの』言われて、
素直に従う人間じゃない。

独立心の強い地域の人間たちは
一斉に反発して、

義務に従おうとしなかったのです。

不思議なことに人は、
他の人と同じ行動をする。

まるで、
魚の大群が同じ動きをするように。

バッファローの群れが、
同じ方向のひたすら走るように…

その群れから逸れた個体は、
捕食動物の格好の餌食になる。

だから僕たちの本能には、

『同じ行動をするのが安全』

が刷り込まれている。

特に、何が正しいのか
これからどうなるのかが不透明な時…

思考停止になって、

皆と同じに走る

集団心理…です。

ホワイトデー

何を買ってよいか
わからない…

そう、

皆と同じ行動とは、

『キョロキョロする』

そして

たくさん人が
並んでいるところに並ぶ…

でした。

僕は

「並んでて、ちょっと変わったもの」

にしました。

人気がある。

それは価値観に基づくもの。

有名

美味しい…

色々な価値観があるでしょう。

僕はちょっと変わった

です。

そしてあの
アメリカのある町の人々

その町の名前はテキサス

彼らの価値観は

独立心でした。

だからそれに気づいた
コピーライターが作った

ある言葉が

ポイ捨てを劇的に減らした

6年間経った時には、

72%も減らすことができたんです。

その町の人々の魂に触れた言葉…

それは…

『テキサスを汚すな!』

でした。

自分たちの郷土愛
独立心を刺激する言葉

ポイ捨てをやめよ。

の代わりに

俺たちの街(テキサス)を汚すな

このメッセージの作り方こそ、
人を動かす。

今度のマンスリーウェビナーは
そういうのをやろうと思います。

では!

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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